
今日は「さるかに合戦」という日本の昔話をします。
ある山に猿とカニが住んでいました。カニはお腹が空いています。食べ物を探しています。
「お腹が空いたな。何か食べ物はないかな。」
カニが歩いていると、川がありました。
そして川のそばに大きなおにぎりが落ちていました。
「あ!おにぎりだ!」カニはおにぎりを拾いました。
おにぎりを持って歩いていると猿に会いました。「こんにちは。」
「こんにちは。」猿もお腹が空いています。
でも食べ物がありません。柿の種を持っています。
これは柿です。柿という果物です。
猿は柿の種を持っています。柿の種は食べられますか?
食べられませんね。
柿の種は食べられません。
猿はおにぎりを見ました。そして「いいなぁ。」と思いました。猿もおにぎりが食べたいです。
カニが羨ましいです。
「カニくんはいいな。僕もおにぎりが欲しいな。」と思いました。
そしてカニに言いました。
「ねぇねぇカニくん、そのおにぎりとこの柿の種、交換しよう。」
カニは言います。「いやだ。僕はおにぎりがいい。」
すると猿はこう言いました。
「カニくん、この柿の種を育てれば、芽が出て木になって、たくさん柿の実がなるよ。そうしたらたくさん柿が食べられるよ。」カニは喜びます。
「猿くん、本当?それはいいね!じゃあおにぎりをあげるよ。はい、どうぞ。」猿とカニは、柿の種とおにぎりを交換しました。
猿はおにぎりを食べました。カニは柿の種を持って家に帰りました。カニの子供達です。
子供達も喜んでいます。「早く柿が食べたいな。」と楽しみにしています。
カニの親子は種を蒔いて水をやりました。次の日もその次の日も、毎日毎日水をやりました。すると芽が出てきました。
そしてぐんぐん伸びて小さな木になりました。もっともっと伸びてやがて葉がついて、大きな立派な木になりました。
そして花が咲きました。そしてついに柿の実がなりました。オレンジの実がなりました。
カニの親子は「やったー!」と大喜びです。
やっと柿が食べられます。カニのお父さんは柿を採ろうとします。
でも届きません。
柿の実に手が届きません。採ることができません。
カニは木に登ることもできません。「どうしよう…」
どうしようと考えていると、ちょうど猿が通りかかりました。
カニは猿に言います。「猿くん、ありがとう。猿くんのおかげでたくさん柿の実がなったよ。ありがとう。」
「でも僕たち木に登れないから柿が採れないんだ。猿くん、木に登って柿を採ってくれない?お願い。」と頼みました。
「採ってくれたらお礼に柿をたくさんあげるよ。」
猿は「いいよ!任せて!」と言いました。
猿が木に登ります。そして柿を採ります。カニは下で待っています。
でも猿はカニに柿をあげません。
柿を採って自分で食べています。
カニはずっと待っています。猿はずっと一人で食べています。カニが言います。
「猿くん、早く柿をちょうだい。」
すると猿は「わかったよ」と言って、まだ食べられない青い柿を投げました。
カニに向かって投げました。柿がカニに当たりました。
「痛い!」カニは怪我をしてしまいました。
カニは怪我をして寝ています。そこへ友達の蜂と栗と臼が遊びに来ました。カニは3人に猿の話をしました。
その話を聞いて3人は怒っています。
「そうだ!みんなで猿に仕返ししよう!」
そう言って猿の家に行きました。
猿は家にいません。出かけています。
留守です。3人は猿の家に隠れました。
臼はここに、蜂はここに、栗はここに隠れています。
猿が帰ってきました。
「寒い寒い」と言って猿が火をつけます。
するとここに隠れていた栗が飛び出して猿に当たります。
「熱い!」と言って猿は水をくもうとします。するとそこに隠れていた蜂が飛び出して猿を刺します。チクッと刺します。
「痛い!」と言って猿は家から飛び出します。
すると屋根の上から臼が落ちてきました。
猿は泣いています。
みんなが言います。「カニくんにあんなひどいことをしたからだよ!」と猿を怒ります。
猿は「ごめんなさい。僕が悪かった。許して下さい。」とカニに謝りました。
しばらく経ってカニの怪我が治りました。
元気になりました。猿はもう悪いことをしなくなってみんなと仲良くなりました。
今日は「さるかに合戦」の話をしました。今日はこれでおしまい。
またね!