
こんにちは。
父と息子のお話です。
ここはどこですか?
ここは教室です。
教室。
これは学校ですね。
学校。
ここは学校の教室です。
この人は先生、この子たちは生徒です。
先生が1人と生徒が3人、教室にいます。
この2人は、座っていますね。
座っています。
席に座っています。
でも、この子だけ前に立っています。
先生に「ちょっと前に来なさい。おいで。」と言われて、立っています。
先生はノートを持っています。
ノートを指差して、何か言っています。
先生、ちょっと怒っているみたいです。
この子は先生に怒られています。
怒られて下を向いています。
なんで怒られてるんでしょう。
次の絵を見てみましょう。
2枚目の絵です。
これがさっきのこのノートですね。
このノートは、何の教科のノートですか?
教科。
学校の授業には、いろんな教科があります。
例えば、国語、算数、理科、社会、英語。
いろんな教科があります。
このノートは、何のノートですか?
理科のノートですか?
国語のノートですか?
違いますね。
これは算数のノートです。
これは算数の計算問題です。
計算には、足し算と、引き算と、掛け算と、割り算があります。
足し算、引き算、掛け算、割り算。
この問題は、掛け算ですか?
違いますね。
割り算ですか?
違います。
これは足し算の問題です。
足し算です。
この問題を見てください。
13+2です。
13+2は何ですか?
13+2。
答えは15ですよね。
13+2=15です。
でも男の子は17と書きました。
これは正解じゃありません。
不正解です。
間違いです。
間違っていますね。
これもこれもこれも、全部間違っています。
間違ってます。
お父さん、サインをしてください。
これは先生が書いた字ですね。
お父さん、ちゃんと息子さんのノートをチェックして、確認して、サインしてください。
男の子は、このノートをカバンに入れて、家に持ち帰ります。
家に持って帰ります。
家に帰ったら、お父さんにこのノートを見せなくちゃいけません。
見せたら、うん、もしかしたら怒られるかもしれませんね。
男の子は不安そうな顔をしています。
「お父さんに怒られるかも...」と、ドキドキしながら家に帰ります。
家に着きました。
男の子、何してますか?
目隠ししています。
目を隠しています。
目隠ししています。
そして、床に紙を置いて、目隠ししたまま自分のサインをしています。
それをお父さんが笑って見ています。
お父さん、笑ってますね。
多分こんな風に思っています。
「うん、楽しそう。
面白そう。
目隠しして字を書くの、面白そう。
うーん、お父さんもやってみようかな。」
そう思って、お父さんもやってみました。
息子の真似をして、目隠しをして、紙に字を書いています。
その間に息子は、そーっと、カバンからあのノートを取り出します。
そーっとノートを取り出して、お父さんの筆の下に、ノートを置きました。
お父さんは気づかずに、ノートに字を書きました。
そして息子はノートをカバンにしまいました。
息子の作戦、大成功ですね。
お父さんにバレずに、お父さんに知られずに、お父さんのサインをもらうことができました。
これでお父さんに怒られずに済みました。
今日のお話はここまでです。
じゃあ、またね!