
今日の動画ではヘンゼルとグレーテルの話をします。ドイツのグリム兄弟が書いたグリム童話の1つです。
ある森のそばに貧しい家族が住んでいました。夫婦と、ヘンゼルという名前の男の子とグレーテルという名前の女の子の兄妹が住んでいました。
毎日その日に食べるものがないほど貧しい暮らしをしていました。
ある夜ヘンゼルとグレーテルが寝ていると、隣の部屋でお父さんとお母さんが話をしていました。
お母さんは、食べる物もお金もないから子供たちを捨ててしまおう、子どもたちを森に連れて行って置いてこようという酷い提案をしていました。
おとうさんは初めは反対します。
自分のかわいい子供達ですから、当然そんなことしたくありません。森に捨てるなんて酷い事をしたくありません。
でもお母さんは説得します。「捨ててしまおう」と説得します。
とうとうお父さんも「分かった、お金も食べ物もないから仕方がない」とお母さんの提案を受け入れてしまいました。
2人のこの会話は隣の部屋のヘンゼルとグレーテルにも聞こえてしまっていました。
妹のグレーテルは泣いています。お兄ちゃんのヘンゼルは「大丈夫だよ、僕にいい考えがあるから任せて」と言います。
そしてヘンゼルはこっそり外に出て、外に落ちている石を集めました。石をたくさん集めてズボンのポケットに入れました。
次の日の朝、翌日の朝です。ヘンゼルとグレーテルは両親と一緒に森に向かいます。
ヘンゼルは歩きながらこっそり、両親にわからないように、バレないように石を落としていきました。
昨日の夜中に集めておいた石を落としながら歩いて行きました。
森の真ん中に着きました。両親は2人に「後で迎えに来るからね。夜までには迎えに来るからね。」と言って去っていきました。
でも夜になっても両親は迎えに来ません。
グレーテルは泣いています。不安で泣いています。
ヘンゼルは「大丈夫だよ」と言って泣いているグレーテルを励まします。
そして2人は手を繋いで、ヘンゼルが落としてきた石を辿りながら、石を辿って家に帰りました。
2人が家に帰ってきてお父さんは喜んでいます。
お母さんは喜んだふりをしていますが心の中では、内心は怒っていました。
しばらく経ってまた食べ物が無くなりそうになりました。もう少しだけしか残っていません。
夜、お母さんはお父さんにまた提案をします。
今度こそ絶対に帰って来られないように、森の奥まで連れて行こうと提案しました。
お父さんは少しためらいますが、またお母さんの提案を受け入れてしまいます。
その会話をまた隣の部屋で2人が聞いていました。
ヘンゼルは今度も戻ってこられるように、また外で石を拾おうとしました。
ですがドアが閉まっていて外に出ることができず、石を拾うことができませんでした。
翌朝、また家族で森に出かけていきます。
石がないので石の代わりにヘンゼルは、お昼ご飯のパンをちぎって落としながら、ちぎって落としながら歩いて行きました。
両親に見つからないように、バレないようにこっそり落としていきました。
森の奥まで来ました。両親はまた「後で迎えに来るね」と言って去って行き、そのまま夜になっても迎えには来ませんでした。
2人はヘンゼルが落としてきたパンを辿って帰ろうとします。
でもパンがありません。落としてきたはずのパンが見当たりません。どこにもありません。実は鳥たちがパンを食べてしまっていたんです。
もう2人は家に帰ることができなくなってしまいました。2人は森の中になっている果物を採って食べながら、3日間過ごしました。
森の中をぐるぐるぐるぐる彷徨っていた2人は、3日後にお菓子の家を見つけました。
ケーキやチョコやクッキーや飴などお菓子でできた家です。お腹がペコペコだった2人は夢中でお菓子を食べました。
するとお菓子の家の中から優しそうなおばあさんが出てきました。おばあさんは2人に「家の中においで」と誘いました。
おばあさんは食べ物や飲み物、それからベッドまで2人のために用意してくれました。優しそうです。
でも実はこのおばあさんの正体は悪い魔女でした。恐ろしい魔女でした。
優しいおばあさんのふりをして2人を殺して食べるつもりだったんです。
翌朝、魔女はヘンゼルを狭い小屋に閉じ込めました。魔女はヘンゼルにたくさん食べさせて太らせてから食べるつもりでした。
ヘンゼルを太らせるためにグレーテルに料理をさせました。
魔女は毎日毎日ヘンゼルのところに行って、ヘンゼルが太っているかどうか確かめます。チェックします。
魔女は年をとっていて目が悪くてよく見えないので、ヘンゼルの指を触って太っているかどうか確認していました。
ヘンゼルはとても頭がいいです。賢い少年です。
なのでヘンゼルはいつも魔女が指を触りに来る度に、食べ終わった細い肉の骨を触らせていました。
自分の指の代わりに骨を魔女に触らせていました。
骨を触って魔女はおかしいなぁと思います。
毎日たくさん食べているはずなのに全然太らない、おかしいなぁと思っていました。
ヘンゼルを食べないまま4週間が過ぎました。
ついに魔女は食べたくて我慢できなくなりました。魔女はグレーテルに命令します。
ヘンゼルを明日鍋で煮て食べるから、鍋の準備をしなさいと命令しました。
次の日の朝、グレーテルは魔女に言われた通りに鍋を準備します。
魔女はパンを焼いています。魔女はグレーテルを「ちょっとおいで」と呼んできて、パンが焼けているかどうか中を確認してほしい、中を覗いてほしいと頼みます。
でも本当はグレーテルを中に閉じ込めて、グレーテルを焼いて食べてしまおうと企んでいたのです。
魔女の企みに気付いたグレーテルは、魔女を押して釜の中に閉じ込めます。
魔女はそのまま死んでしまいました。
グレーテルはヘンゼルを助け出します。魔女の家にはお金や宝がたくさんありました。2人はそれを持って家に帰りました。
家に帰るとお母さんはすでに病気で亡くなっていました。お父さんは子供たちを捨てたことをずーっと後悔していました。
悪いことをした、申し訳ないことをした、ごめんなさいとずーっと後悔していました。
お父さんは2人に「ごめんね、悪かった」と謝って、2人が帰ってきたことを喜びました。
3人は魔女のお金と宝石でお金持ちになって、幸せに暮らしました。
今日はドイツのグリム童話、ヘンゼルとグレーテルの話をしました。今日はこれでおしまい。またね!