
Books I Read in July 2026 2026年7月に読んだ本
7月に読了した6冊の中から、特に印象に残った1冊をレビューしたいと思います。
『汝、星のごとく』凪良ゆう作
この本は2023年の本屋大賞を受賞した作品で、映画化も決定しているということで、ずっと気になっていました。
実は半年ほど前に購入していたのですが、ずっと積読していました。読み終えた今は「もっと早く読めばよかった」と思っています。

あらすじを簡単に紹介しますね。
瀬戸内の島に生まれ育った女子高校生・井上暁海と、京都から転校してきた男子高校生・青埜櫂。二人の17歳からの15年間を描いた、切ない恋愛小説です。
お互い恵まれない家庭環境で育ち、孤独を抱えた二人は、次第に心を通わせ、お互いにとってかけがえのない、大切な存在になっていきます。ですが、大人になるにつれて、それぞれが夢や現実の生活と向き合う中で、二人の心は少しずつすれ違っていきます。
私は恋愛小説をあまり読んだことがなかったのですが、この作品は単なる恋愛小説の枠を超えた、人生を描いた物語でした。
お互いにとって一番大切な相手のはずなのに、「好き」という気持ちだけではうまくいかない。そんな二人の姿に、読んでいてとても切なくなりました。
凪良ゆうさんは、人が抱える葛藤や不器用さ、弱さなど、複雑な感情を描くのが本当に上手だと思います。彼女の作品をもっと読んでみたくなりました。

スピンオフ作品『星を編む』と、同じく本屋大賞を受賞した『流浪の月』もすでに購入済みなので、近いうちに読みたいと思っています。
ちなみに、冒頭の写真の真ん中上にある『そしてバトンは渡された』も2019年の本屋大賞受賞作で、こちらも映画化されています。
それから、寺地はるなさんの『どうしてわたしはあの子じゃないの』と柚木麻子さんの『終点のあの子』も個人的にすごく好きな作品でした。
