
今日は、うちの息子の話をします。
息子の靴下の話をします。
これは私たちの家です。これは息子の学校です。
息子は毎日、朝、毎朝、靴下を履いて学校に行きます。
靴下を履いて、靴を履いて、学校に行きます。
でも夕方家に帰ってくると、靴下を履いてないんです。靴下を履いてないんです。裸足なんです。
靴下を脱いで、裸足に靴を履いて帰ってくるんですよ。私は「ちゃんと靴下履きなさい。」と言います。
靴下を履かなかったらどうなりますか?
裸足のまま靴を履いたらどうなりますか?
靴も足も臭くなります。
裸足で靴を履いたら臭くなりますね。
だから私は何回も何回も「やめて。」「ちゃんと靴下を履いてから靴を履いて!」と言っています。だけど息子は聞きません。
「なんで靴下履かないの?」と息子に聞きます。「なんで履かないの?」と聞くと、息子は「だって暑いんだもん!」と言います。
確かに暑いです。毎日暑いです。
暑いと汗をかきますね。汗をかきます。足にも汗をかきます。
息子はこう言います。「足が蒸れて気持ち悪いんだもん!だから靴下履きたくない。」
私は「それでも靴下は履かなきゃダメ。」と言います。でも息子は履きません。
しかも脱いだ靴下を失くすんですよ。靴下を失くします。
前は息子の靴下がたくさんありました。黒の靴下、赤の靴下、黄色の靴下、紺の靴下、青の靴下、グレーの靴下。
たくさんありました。たくさんあったはずなのに、いつのまにか減っています。
だんだん少なくなっています。3足もなくなってしまいました。私は「靴下どこ行ったの?」と聞きます。
息子は「わかんない」と言います。
いつも朝は、靴下を履いて学校に行きます。でも家に帰ってきたら、ありません。履いて行ったはずなのに、帰ってきたらなくなっています。
ということは…?ということは…学校にあるはずですね。
なので昨日息子に「靴下を探しなさい。」と言いました。「絶対学校にあるはずだから、探してきなさい。」と言いました。
学校にずーっと置いてあるということは…絶対臭いですよね。
だからビニール袋を渡しました。ビニール袋を渡して「これに入れて持って帰って来てね。」と言いました。
「そのままランドセルに入れたらランドセルが臭くなるから、袋に入れて持って帰るんだよ。分かった?」と言いました。
息子は「分かった。」と言って、ビニール袋をポケットに入れて学校に行きました。それが昨日の朝の話です。
昨日の夕方、息子が学校から帰ってきました。家に帰ってきました。そして「ただいま!靴下ちゃんと持って帰ってきたよ!」と言いました。
私は「ちゃんと持って帰ってきたの!?」と褒めました。でも袋の中を見ると、靴下は入っていません。
靴下の代わりに別のものが入ってました。なんだと思います?
セミの抜け殻が入ってたんですよ。おかしいですね。「靴下をこれに入れてね。」と言ったはずなのに、靴下じゃなくてセミの抜け殻が入っていました。
今、夏です。春、夏、秋、冬の夏です。
夏、日本にはセミがたくさんいます。木や葉っぱに、セミの抜け殻がたくさん付いています。
息子は毎日、学校帰りにセミの抜け殻を見つけて持って帰ってきます。私は「やめて。」と言います。「持って帰って来ないで。」と言います。
でも毎日持って帰ってくるんです。靴下を入れるはずの袋に、セミの抜け殻を入れて持って帰ってきました。
私は「あれ?じゃあ…靴下はどこ?」と思いました。
「うーん…多分、自分で洗濯機に入れたんだろうな…」と思いました。
うちでは、いつも夜洗濯をします。
夜洗濯して、次の日の朝、畳みます。今朝、今日の朝、私が洗濯物を畳んでいました。でも靴下がありません。息子の靴下がありません。
昨日持って帰ってきたはずの靴下がありません。「あれ?」と思いました。
寝ていた息子が起きました。私は息子に言いました。「ねぇねぇ、靴下なかったよ?」
息子は「え?うそ!昨日ちゃんと持って帰ってきたのに。」と言います。
「じゃあなんでないの?」と聞くと「わかんない。」と言います。
おかしいですね。持って帰ってきたはずなのに、ありません。
朝は忙しいです。「今は時間がないから、あとで探そう。」と思いました。
息子が学校に行く時間になりました。今朝は私も一緒に行きました。私も歩いて運動したいです。運動のために、私も息子と一緒に歩きました。
息子と2人で歩いていると、道になんだか見覚えのある靴下が落ちています。「あれ?あの靴下なんか見たことあるなぁ。」と思いました。
「見覚えがあるなぁ。」と思いました。近づいて見てみると、息子の靴下でした。私は「これ、ゆうちゃん(息子)の靴下じゃない!?」と言いました。
息子は「本当だ!」と言いました。
「なんでこんなとこに落ちてるの?」と聞くと、息子はまた「わかんない。」と言いました。
靴下が見つかりました。
でも片方しかありません。片方しかありません。もう片方はありません。
「なんで片方だけなの?もう片方は?」と聞くと、また息子は「わかんない。」と言いました。
息子を見送って、私は一人で家に向かって歩いていました。そしたら帰り道に、もう片方の靴下も落ちていました。
靴下が1足見つかってよかったです。でもなくなったのは3足です。3足です。1足見つかりました。
残りの2足はどこに行ったんでしょう?
分かりません。
今日は息子の靴下の話をしました。
今日はこれでおしまい。またね。