
こんにちは。
ペッパーとキャロットのミニファンタジーシアターです。
今日はどんなお話でしょうか。
早速1コマ目を見ていきましょう。
すごく綺麗な金髪の女性がいますね。
蝶々のような羽が生えています。
妖精ですかね。
ここは妖精の国なのかな?
オレンジ色で、光り輝いています。
すごく美しい妖精です。
この奥の女性も、「わあ、美しい!」って目を奪われています。
手前のこの子はまだ子供ですかね。
ショートカットの女の子。
なんか買い物袋を抱えていますね。
買い物袋を抱えて歩いています。
この子もこの美しい妖精を見て、「わあー、綺麗!」って目を奪われています。
もしかしたらこの人に憧れているのかもしれません。
「素敵!私もあんな風になりたい!」って憧れているのかもしれません。
憧れの眼差しで女性を見ています。
この人すごい自信に満ちていますよね。
自信に満ちた、すごくかっこいい女性に見えます。
奥の女性とこの女性は、羽が立っていますよね。
羽が立っています。
うん。
でも、この子の羽はまだ下がっていますね。
下に垂れ下がっています。
ま、もしかしたら、大人になったらこんな風に羽が立つのかもしれません。
じゃあ次の絵を見てみましょう。
これはさっきの女の子ですね。
ここは自分の部屋かな?
ベッドもありますね。
女の子が鏡の前に立っています。
この子の表情を見てください。
どんな表情をしてますか?
すごく悲しそうな表情をしてますよね。
鏡の中の自分の姿を見て、落ち込んだような、暗い表情をしています。
この子は今、どんな気持ちだと思いますか?
想像してみてください。
多分ですけど、これは私の想像ですけど、さっき街で見たこの女性。
あの美しい女性と自分の姿を比較して、比べて、「はあ...私はあの人みたいに綺麗じゃない...」って落ち込んでるんじゃないかなと思います。
どうですか?
皆さんはどう思いますか?
夜になりました。
ベッドに横になって、うん、泣いています。
「私もあの人みたいになりたい。なんで私はあの人みたいに美しくないんだろう...。」って、思い悩んでいるのかな?
朝になりました。
女の子はどこに行きましたか?
この中ですね。
これは繭です。
繭と言います。
ここで皆さん、またちょっと生物のお話です。
このイラストを見てください。
これは、チョウチョが成長する過程ですね。
このチョウチョは、日本で春になるとよく見かけるモンシロチョウっていう名前のチョウチョです。
これはモンシロチョウの卵ですね。
チョウチョは葉っぱに卵を産みますよね。
そして卵から幼虫が生まれます。
これは幼虫です。
幼い虫。
これは幼稚園の「幼」ですね。
子供という意味があります。
はい、虫の子供は幼虫と言います。
幼虫は葉っぱを食べて大きくなりますね。
そして今度は蛹になります。
この状態を蛹と言います。
蛹になったら、動かないでしばらくじっとしてますね。
はい。
そしてまたしばらく経って、蛹からチョウが出てきます。
で、この状態、大人の状態のことを成虫って言います。
成虫。
子供の虫は幼虫で、大人の虫は成虫です。
はい、これが蝶の一生ですね。
で、皆さんこの生き物は知ってますか?
これは蚕です。
蚕という生き物です。
蚕は幼虫の次、蛹になる時に、体から糸を出して繭を作ります。
それが、これですね。
繭。
だからこの子も体からきっと夜の間に糸を出して、繭を作ったんですね。
繭が破れて、外に出ようとしています。
もうすぐ大人になるんですね。
成長した大人の妖精になります。
うん、さっきの子はどんな姿で繭から出てくるんでしょう。
繭から出てきた女の子は、焦げ茶色のショートカットで、黒い羽でした。
体が大きくなってますね。
大人になってます。
でも、表情はさっきと変わりません。
同じです。
暗い表情のままです。
鏡の前に座り込んでいます。
下を向いて、悲しそうですね。
よく見ると羽は真っ黒じゃないんですね。
この縁のところに青い模様があります。
すごく綺麗ですよね。
でも女の子は嬉しくなさそうです。
手に1枚の絵を持っています。
これは何の絵ですか?
これは、さっきのこの人ですよね。
ね、オレンジの羽で金髪ですね。
この女性に憧れていて、自分もこの人のようになりたかった。
自分も大人になったらきっとあんな風になれるって信じていたんでしょうね。
でも繭から出ても、自分は自分のままだった。
それで、ショックを受けているみたいです。
でもどうですか、皆さん。
これはこれですごく美しいと思いませんか?
もちろん街で見かけたあの女性も美しいけれど、この子にはこの子の美しさがありますよね。
あの女性とはまた違った美しさがあると思います。
でも残念ながら、本人はそのことには気づいていないみたいです。
自分が持っている美しさには気づかずに、人と比べて自分の悪いところ、人より劣っているところばっかりを見て、悲しんでいます。
最近はSNSを見て、こういう気持ちになってしまう人がいますよね。
人と比べて、自分の悪いところ、ダメなところばっかり探して、で、どんどん自己肯定感が低くなってしまう。
「自己肯定感」っていうのは、そのまま、ありのままの自分を肯定する。
そのままでオッケーって思う気持ちですね。
ま、人と比べて、「あー、すごいなぁ。」って憧れたり尊敬したりして、で、「あぁ、私もあの人みたいになれるように頑張ろう!」って、
こう前向きな気持ちになれるならいいと思います。
でも人と比べて、「あー、私はあの人よりもここが劣っている。ダメだ。」って、こう...そういう気持ちになってしまうと、すごく残念ですよね。
ちょっと、はい、お話に戻って、次のコマを見ましょう。
外で1人の少女に出会いました。
これ、まるであの時みたいですよね。
ね、最初のこの時みたいですよね。
あの日の自分と同じように、カゴを抱えている女の子に出会いました。
この女の子はこの女性とはまた全然違うタイプですよね。
この子は赤毛でそばかすがあります。
そして、目の色は、んー...これは緑ですか?
緑の綺麗な瞳です。
この子はあの日のこの女性と同じように、「わあ、素敵!」っていう目でこの人を見つめています。
この人はどんな気持ちでしょうか。
自分では、「私、なんでこんな色の羽なんだろう...」もっと、ね、こんな暗い色じゃなくて、もっと鮮やかな綺麗な色の羽が欲しかったって思ってたのに、
こんな自分に憧れの目を向ける女の子に出会って、驚いています。
この後、この人はどうなるでしょうか。
この出会いをきっかけに、この人も「あ、私は私でいいんだ。ありのままでいいんだ。私には私の魅力があるんだ。
私には私のいいところがあるんだ」って思えるといいですよね。
はい、今日はそんなお話でした。
ちょっとね、いろいろ考えさせられる話でしたね。
今日はここまでです。
またね!
This video contains adapted material from the comics Mini-Fantasy Theater - 9. Art Block and Mini-Fantasy Theater - 10. Accept Yourself by David Revoy, licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International (CC BY-SA 4.0). Changes were made to the original comics for this video, including cropping and translation into Japanese. Unlike most other videos on this site, this video is licensed under CC BY-SA 4.0 as a derivative work of these comics. The original comics can be found at: https://www.peppercarrot.com/en/miniFantasyTheater/009.html and https://www.peppercarrot.com/en/miniFantasyTheater/010.html