
今日はおせち料理の話をします。おせち料理とは、日本でお正月に食べるお祝いの料理のことです。
私はここ数年はおせちを食べていないんですけど、子供の頃はお正月には毎年必ず、母や他界した祖母が作ってくれたおせちを食べていました。
おせちは重箱という入れ物に入っています。
こうやって重ねることができる入れ物です。
まずはおせちの由来、おせちの歴史について話したいと思います。おせちを漢字で書くとこう書きます。御節。
皆さん、節句、節句って聞いたことありますか?例えば3月3日のひな祭りのことは桃の節句と呼びます。5月5日のこどもの日のことは端午の節句と言います。
ひな祭りやこどもの日を知らないという方は、ひな祭りやこどもの日についての動画も以前作ってあるので、ぜひ検索して見てみてください。
元々はこういった節句の時に食べるお祝いの料理のことを御節と呼んでいたそうなんですけど、
今はお正月に食べるご馳走のことだけを御節料理と呼んでいます。
おせちはお祝いの料理ですが、実はもう1つ意味があるんです。
おせちの中身は、すごく保存のきく食べ物が多いです。すぐには腐らない、腐りにくいものが多いです。
保存がきくので、例えば大晦日に作っても、1月2日か3日くらいまで美味しく食べることができます。
今の時代の、例えば私達のような若い夫婦は、例えば料理や洗濯や掃除などの家事を分担するのが当たり前になってきています。
分担するのが普通になってきています。でももっと上の世代、私の両親や祖父母の時代は、家事は女性の仕事でした。
家事は全部女性がするのが当たり前でした。
なので女の人は毎日家事に忙しかったんですね。
普段毎日、朝昼晩3食、家族全員のご飯を作っているお母さんやおばあちゃん達も、
せめてお正月3日間ぐらいはゆっくりできるように、料理をしなくていいように、保存のきくおせちを年末のうちに作っておいたそうです。
さっきも言ったように、私が子供の頃はうちでもお母さんとおばあちゃんが大晦日の日にたくさんおせちを作っていました。
でもこの写真、見たらわかるように、たくさん種類があるんですね。なのでおせちを作るのも大変なんです。
最近は自分で作るんじゃなくて、年末のうちに事前に、予めお店やレストランなどで予約をしておせち料理を買う人も増えています。
これはこの前ローソンっていうコンビニで見つけたおせちのカタログです。これで注文ができます。
おせち料理はたくさん種類があるんですけど、その1つ1つに意味があります。
例えばこれは、田作りという名前の料理です。魚ですね。
昔こんな小さい魚を肥料に混ぜて、お米を作る田んぼに撒いていたんだそうです。
田作りには今年も田んぼでいいお米がたくさん作れますように、いいお米が穫れますようにという願いが込められています。
これは数の子といいます。ニシンという魚の卵です。
小さい卵の粒がたくさんあります。数の子には、うちにもたくさん子供が生まれますようにという意味があります。
これはきんとんです。色んな種類のきんとんがありますが、このきんとんには栗が入っています。
漢字で書くとこうです(金団)。宝という意味があるそうです。
この料理には、お金がたくさん稼げますようにという願いが込められています。
あとは黒豆。黒い豆ですね。
まめという言葉には、真面目にとか一生懸命にという意味があります。
なので今年も家族みんなまめに働いて、まめに仕事をして、まめに暮らせますように、まめに生活できますようにという願いが込められています。
それから海老。海老は焼いたり茹でたりして火を通すと、こうやって曲がりますよね。
なので腰が曲がるおじいちゃんおばあちゃんになるまで、長く生きられますように、長生きできますようにという意味があります。
もう1つ紹介しますね。これは昆布です。昆布ですが、昆布巻きとも呼ばれます。
昆布巻きの「こぶ」が「喜ぶ」の「こぶ」と同じなので縁起がいいです。なのでお正月に昆布を食べます。
こんな風に、他にもまだ色々あるんですけど、1つ1つ意味があります。
皆さんがもしいつか日本でお正月を過ごしておせち料理を食べる機会があれば、ぜひ1つ1つの意味を考えながら食べてみてくださいね。
今日はおせち料理について話しました。今日はこれでおしまい。またね!
Catalog shown in this video: https://www.lawson.co.jp/