こんにちは。今日は日本の昔話をします。
わらしべ長者というお話です。
わらしべとは藁のことです。
藁。これが藁です。
長者とはお金持ちの人のことです。
この「わらしべ長者」というお話は、藁でお金持ちになった男の話です。藁でお金持ちになれると思いますか?
どうやって藁でお金持ちになったんでしょう?
聞いてみてください。
わらしべ長者。昔々あるところに、貧乏な男がいました。
お金がありません。貧乏です。
これはお寺です。
これはお寺の観音様です。観音様。ある日、貧乏な男が観音様にお願いしました。
「観音様お願いします。私を金持ちにしてください。お金持ちになりたいです。」
すると観音様の声が聞こえました。
観音様はこう言いました。
「一番最初に見たものを大切にしなさい。」
男はお寺から出ました。お寺から出た男は転びました。これは石です。石。
男は石につまずいて転んでしまいました。
男は起き上がりました。
男が起き上がると、そこに藁が落ちていました。
さっき、観音様はなんと言っていましたか?
「一番最初に見たものを大切にしなさい。」と言っていましたよね。
男が一番最初に見たものは何ですか?
藁ですね。男は観音様の言葉を思い出しました。そして藁を拾って、大切に持って帰りました。
男が藁を持って歩いていると、そこに、ぶーんと虫がやってきました。小さい虫がやってきました。
男は虫をとって、藁にくっつけました。
するとそこに、お母さんと子供が立っていました。
その子供は、羨ましそうに見ています。
その子は、いいなぁと思っています。男が子供に言いました。「これ欲しい?あげようか?」
子供は「うん。ちょうだい!」と言いました。
男は虫がついた藁を、子供にあげました。するとお母さんが「ありがとうございます。お礼にこれをどうぞ。」と言って、みかんをくれました。
果物のみかんです。男はまた歩き出しました。
しばらく行くと、商人が倒れていました。
道に倒れていました。
商人とは、物を売る人です。物を売る。買う。
商人は、物を売る人です。その人は布を売る商人でした。綺麗な布を持っていました。その商人は「喉が渇いた。」と言っています。苦しそうです。
男は「これを食べてください。」と言って、持っていたみかんを渡しました。商人は元気になりました。
みかんを食べて元気になりました。
「ありがとう。お礼にこれをどうぞ。」と言って、綺麗な布をくれました。
その時向こうから、何か聞こえてきました。
ヒヒーンと聞こえてきました。何の鳴き声ですか犬?牛?
違いますね。両方違います。
犬はワンワンと鳴きます。牛はモーモーと鳴きます。
ヒヒーンと鳴く動物は何ですか?馬です。向こうから馬が走ってきました。
猛スピードで走ってきました。そして突然、倒れました。
走ってきた馬がバタリ。倒れました。
これはお侍さんです。お侍さんが馬を追いかけて走ってきました。倒れた馬を見たお侍さんは、馬が死んでしまったと思いました。
そしてこう言いました。「馬が死んでしまった。この馬にお墓を作ってあげたいけど、時間がない。」
どうしよう…とお侍さんは困っていました。
それを見た男がこう言いました。「私がその馬、引き取りましょうか?代わりにこれをどうぞ。」男はさっき商人から貰った布を、お侍さんにあげました。
馬と布を交換しました。
お侍さんは、布を持って歩いていきました。
その後、男は馬に水を飲ませました。
水を飲ませると、なんと馬は元気になりました。
死んだと思っていたのに、死んでいませんでした。
水を飲ませたら元気になりました。
男は元気になった馬に乗って、歩いていきました。
すると、大きな家から長者が出てきました。そして男と馬を見て言いました。
「今から旅に出るところなんだ。ちょうどいい!その馬に乗っていこう。その馬譲ってくれない?代わりにこの土地、全部あげるよ。」
男と長者は、馬と土地を交換しました。
長者は馬に乗って旅に出ました。貧乏だった男はお金持ちになりました。
そしていつまでも、裕福に暮らしました。わらしべ長者のお話でした。おしまい。