
こんにちは。今日のテーマは「相槌」です。
相槌って何でしょう?知っていますか?
この二人が会話をしているとします。こっちの人が喋っていてこっちの人は聞いています。
この人が喋っている途中で、聞いている人が頷いたり、「うんうん」「うーん」「はいはい」とか
「えー」「へぇー」「はぁー」こんな風にリアクションをすること。これを相槌って言います。
私の母語は日本語です。皆さんの母語ではこんな風に「うんうん、はいはい」と相槌をよく打ちますか?
それとも相手が話している間は相槌を打たず黙って聞いていますか?これ文化によって違うみたいですね。
私達日本人は相槌がものすごく多いらしいです。皆さん実際に日本人と会話をしたことはありますか?
実際に日本人と話してみて「ちょっと相槌多いな」と感じたことはありますか?
私達にとってはこれが普通の、極普通の当たり前のコミュニケーションなので、気にしたこともなかったんですけど、
そう言われてみると確かに多いなぁと思います。確かに「うんうん」「はぁー」「へぇー」ってずーっと言ってます。
今日どうして私がこの相槌に関する動画を作ろうと思ったかと言うと、先日たまたまある動画を見つけたんです。
え、それはですね、日本に住んでいるカナダ人の人が作ったYouTubeの動画だったんですけど、
その動画の中で「日本人の相槌が多すぎる」という話をしていました。
そのユーチューバーの女性は、話している途中で何度も相槌を打たれるとうるさいと言っていました。
それから、自分の話を邪魔されてるように感じると言っていました。ちょっと日本人の相槌に対してイラッとしているみたいでした。
うーん、確かにそう感じてしまうかもしれません。
海外から日本に来られた方、特に「人の話を邪魔してはいけない」「人が話しているときは黙って聞いている方がいい」
という文化の国から来られた方にとっては、相槌はちょっとイラッとするかもしれません。
でもですね、私達は決して邪魔をしているわけではないんです。話を邪魔するつもりは全くないんです。
なので誤解しないでくださいね。
じゃあ私達がなぜ、何のために相槌をそんなにたくさん打っているかというと、
「あなたの話をちゃんと聞いてますよ」「興味を持って聞いていますよ」ということを示すためなんです。
相槌が「興味を持ってちゃんと聞いてますよ」という印なんです。
私自身、自分が話している時に相手が「うんうん、うーん、へぇー」って相槌を打ってくれると
「あ、私が言ってることがちゃんと伝わってるな」「ちゃんと聞いてくれてるな」と安心します。
逆に私が一生懸命話しているのに相手が「・・・」こうやって黙っていると「あれ?私の話に興味ないのかな。」とちょっと悲しくなったり
「もしかしたら私が言ってることが理解できてないのかな。伝わっていないのかな。」と不安になったりします。
こうやって相槌にイラッとしたり、逆に相槌で安心したり、相槌の捉え方が国によって違うっていうのはとっても面白いですね。
そうそう、あともう1つ動画の中で彼女が言っていたことがあります。
さっきも言ったように私達日本人は「ちゃんと話聞いてますよ」という合図として「うんうん」「はいはい」と相槌を打ってます。
なので「うん」「はい」と言っているからといって、必ずしも「同意してます」とか「賛成です」っていう意味ではないんです。
でも「うん」「はい」って言ってるから「あ、Yes!ってことね。OKってことね!」って誤解してしまうと言っていました。
なるほど!確かにそうやって、勘違いをしてしまう、誤解をしてしまうこともあるだろうなと思いました。
文化によってコミュニケーションのとり方が違うので難しいですよね。
もちろん、皆さんが今日本語を勉強しているからといって、
日本人と同じように「うんうん、はいはい」ってたくさん相槌を打たなきゃいけないというわけではありません。
でもこのことを知っておくと、日本人とコミュニケーションをとる時に誤解や勘違いが減ると思います。
でももし少しでも日本人っぽい話し方ができるようになりたい、ネイティブスピーカーのような話し方ができるようになりたいと思う方は、
ちょっと意識して相槌を多めに打ってみると良いと思いますよ。
逆に私も今度から英語で話す時には、ちょっと意識して相槌を減らしてみようと思います。
今日は相槌について話しました。
今日はこれでおしまい。またね。