
ちえ子先生こんにちは。こんにちは。こんにちは。えっと今日はですね、先生と、日本と海外、主に欧米ですね、西洋のコミュニケーションの、
え、違いについてお話したいと思います。はい、よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。
あの、先生は、海外生活が結構長いんですよね。そうですね、はい。
アメリカとマレーシアと…人生の半分以上。そうですね。半分以上ですか!長い順で言うとマレーシア、日本、カナダ、
イギリスですね。はい、アメリカも。アメリカが最後です。
へぇーあの、その長いね、海外生活の中で、先生が感じるその日本と海外のコミュニケーションの違いについて、
ちょっと先生のこう、体験談とかを今日は色々お伺いしたいなと思います。
はい、お願いします。はい。あの…よく言われるのは、あの、西洋の文化だと結構はっきりストレートにものを言う。
で、日本人って、日本人のコミュニケーションって結構回りくどいというか、
ストレートに言わずに遠回しな言い方をする。うん。うん。…っていうイメージがあるんですけど、先生もそれは感じますか?そうですね。
はい。感じるし、あの例えば日本語のレッスンの中でも、割と初級の頃から、
あの...どこかにお誘いされた時の返事として、断る時に「あ、土曜日はちょっと…」
みたいな感じで「…」っていうのをよくやるっていうね、そういうことを話したりしますよね。NOを言わない。
NOを言わないで、あの、相手に察してくださいっていう感じにするっていうね。うんうんうん。
察してもらう。うん。本当だったら、本来だったら「土曜日はもう用事があるのでいけません」が正しい答えなんですけど、
それを言わないで…。言わないですね。「土曜日はちょっと…」って言って、
「あ、お忙しいんですか?」と相手に言わせるみたいなそういうのがありますよね。
ありますね。そこはやっぱりもう先生がその...ね、住んでる例えばカナダの人とコミュニケーション取る時とかは、もうストレートですか?
そうですね。ストレートですね。もちろんできないっていうことは悪いことじゃないので。うんうん。
予定があってできないんだから。そうですよね、確かに。全然悪いことじゃないから、
「あ、土曜日は空いてないです」は、全然大丈夫ってことですよね。まあ事実として言うってことですよね。はい。
あー、なんかでも本当、そう言われると悪いことじゃないですよね。
断るって、別にね。悪いことじゃない、そうなんです。事実を言ってるだけなので、用事がありますって。
悪いことじゃないのに、なんかすごい悪いなって思っちゃうんですよ。はい、そしてあの「すみません」って言いますよね、やっぱりね。
言います。「すみませんけど、土曜日はちょっと…」みたいな感じになりますよね。
はい、前置きがですね。うんうん。前置きがね。と思います。そうですね。
で、まぁそれは1つの例として。その「…」がよくあるっていうのもあるんだけど、最近あの私が感じたのは、
あの、あるコミュニティに入ったんですね。そのオンラインのコミュニティに入ってて、
で、それは日本人のグループなんですね。ま、あの日本語の先生が集まってるグループだったんですけども。
1人の指導をしてくださる方というか、まぁホストみたいな方がいて、そして、
あとはみんな参加者というか…っていう感じの中で、15人くらいが出席してて90分の時間があったんです。
うん。そうするともしみんなが発言したら、さっきちょっと計算してみたけど、
みんなが公平に発言したら、まぁ6分ずつぐらいの時間があるっていう、そういうぐらいのあの時間の感覚なんですけど。
そこの中でそのホストの方が「4分ずつ皆さん自己紹介をしてください。
で、その中で、まああの、どんなことを今までやってきたかとか、今どんな風に教えてますかとか話してください。」って言われたので、
みんな普通まあ誰がどんなことしてる人なのかっていうのをすごく知りたいと思うんですね、自己紹介なので。うんうんうん。
それなのにまず最初に、その、皆さん自己紹介の前にそのホストの方に、
「先生今日はこんな会をご用意していただいて、どうもありがとうございます」から始まり、
自分の前の人が例えば鈴木先生だとしたら「鈴木先生は東京でもう4年も教えてらっしゃったっていうことで、とても私は参考になりました」
というようなことを入れつつ。もっと長いんですよ。本当はもっと長いんですけど。
それを入れつつ、そしてその後に「私はこういうことをしてるんですが」みたいになるので、
もう他の人へのお礼とか他の人へのメンションですね、どんなことを言ってたのかっていうことに対する反応をしたら、
もう1分とか1分半が終わっちゃってるわけですよ。4分しかないのに。4分の中で1分半取られてて、
もうあと自分はね、その2分半で自分の説明をさっさとしなきゃいけないっていうね。
うん。で、本来だったらその残ってる時間でね、あの質疑応答的なこともちょっとできればいいなみたいに思ってるんだけど、
もう必ず時間が足りなくなるんですね。それが私は最初にまず入って、あのなんだろうな。
英語的なコミュニケーションに慣れてしまうと、そこがものすごく気になるというか。
あそこやめとけば、あの…「もうみんなじゃあ挨拶は抜きでやりましょう」っていう一言入れてやれば、
それで4分丸々話せてすごくみんなのためになる話が4分できるのにって思っちゃう自分がいるんですね。
確かに。確かに。え、先生もそれは言ったんですか?同じように。
あ、私はあのラッキーなことに1番じゃなかったから。もし1番だったら多分1番最初からもう自分のことだけを言って、
4分間フルに自分の話をしたと思うんですけど、ラッキーなことに1番じゃなかったので皆さんのお話から学習して、
私も1分ぐらいはその他の皆さんのこと…。合わせたんですね。もちろん合わせました。合わせたんですね。合わせました。
そうですね。もう最初の人がやっちゃうと、みんなやらざるを得ないですよね。そうなんですよ。
ああ、私も多分同じ…。礼儀を欠いてしまう。うんうん。なんか言わないと失礼かな、みんな言ってるから言わないと失礼かなって思っちゃいますよね。
はい、でも、でもやっぱりその1番最初の人がそのホストの方に対して、
「先生本日はこんな機会をいただいてありがとうございます」
で、またもうちょっと付け加えた話をする。
そうするともうその話はみんな聞いてるから。うん。その話はもう聞いてるから、
あのできればもっと違うことでなんか言うとかね、そういうことができるんだったらまだいいんですけど、
結局その同じことを繰り返すっていうことに…。
もう言う「はめ」になるって私は思ったんですけど、そういう風に思ってしまったので。
あのただやっぱり、その日本的なその...なんて言うのかな、そのコミュニティ作りの中では、
そういう礼を尽くすっていうことも、たった4分しかなくてもそういう礼を尽くすっていうことが、ものすごく大事になることがあるから。そうですね。
そこで合理的に考えよう、じゃあ私は4分全部使ってみんなの役に立つことを全部4分言うんだ!って思っても、
絶対にそれはできないですね。ああ確かに。
確かにそのそういう前置きとかなんか形式的な言葉が結構多いですよね、フォーマルな場面だと特に。
なんか例えば結婚式のスピーチとかって、私海外の結婚式出たことないからわかんないんですけど、
日本だとなんかみんなもう決まり文句みたいな定型文みたいなのがあって、絶対必ずこういう言葉から最初始まるみたいな。
「本日はお日柄もよく…」みたいな、あるじゃないですか。今私もそれが頭に浮かびました。ですよね。
ね、なんかそういうのがありますよね。
もう本当だったら別にそんな形式なんてどうでもよくて、その結婚する人たちに対する祝福の言葉だけを述べればいいのに、なんかこう形にこだわるというか、
そういうのをきちっとしたいっていうのはなんか日本人的な考えかもしれないですね。うん、そうですね。
あの正直カナダで結婚式に参加したことがまだないんですが、えっと過去に、
例えばまあイギリスとか、えっとそれからメディアで見るような結婚式の感じでいくと、
イメージとしてはスピーチの時は、オリジナリティが必要。うん。あの、いかにちょっと違うこと、
ちょっと、ああ、あの人は一味違うって思われることを言うか、的な工夫がすごくある。
例えばまぁジョーク入れるとかっていうのよくありますけど、そういうことにすごく力を入れますよね、その西洋の考え方だと。
そう、だからそのもう本当に力を入れる部分も違うし、その形もすごく違うんだと思いますね、スピーチの。うんうんうん。
そういうのってもう子供の時から学校とかでもそういう風に練習というか、
なんかこう発表したりする時はちょっとみんなと違うことを言うとかっていうのがもう染みついてるんですかね?どうなんでしょう。
あ、でもね、多分ね、人と違うことを言えとは言われてないと思うんですよね。そうじゃなくてその…
なんて言うんだろう、あの、自分が思ったことを、なんて言うのかな。きちんと伝えるっていうことを教わってるんだと思うんですよ。
例えば、あの、その子供時代のShow and Tellっていうね、あのよく聞くと思うんですけど。はいはい。
小学校で例えば、まあ自分の好きなものとか大事にしているものを教室に持っていって、
そのことについて話す時間とかを与えられたりする。
そうすると別に他の人と違うことをしようっていう目的じゃなくても、自分についてのすごく特別な話をするっていうことは、
自然になんて言うか、人の話してることとは違うことになる。
うん。だからみんな違っていいんだっていう、そういう感覚だし、人のことも、人の話も聞くことができるから、
違って大丈夫なんだっていうことを、そこから学ぶっていうことなんじゃないかなと思うんですよね。
でもなんか日本的なマインドだとその「本日はお日柄もよろしく」で始まるっていうのは、
このTPOだったら、このシチュエーションだったら、こういう風に始めるのがみんな安心するよねっていうのがあるから。
うん。みんなの頭の中に「本日はお日柄もよろしく」がインプットされてて、
で、その先も、あのどういう形でスピーチを進めたらいいのかっていうのを、みんななんとなく、
他の人の話で聞いてたり、あと知らない人はわざわざスピーチの仕方みたいので同じような定型文を引っ張り出してきて、
話したりするから、オリジナリティはなくなるんだと思うんですね。
私ももし今結婚式のスピーチをしろって言われたら多分、そういうのを検索して雛型みたいなのを探してなんか考えると思います。
今だとあのChatGPTに。ああ、いいですね。
最適な結婚式のスピーチを出してくださいみたいなことを。ああ、いいですね。やったらいいのかもしれないけど。
まあ日本人としては、それが多分、そういうちゃんと形式に則って、
きちんとした形でTPOに合わせた言葉を選ぶっていうのが、まあ礼儀なんですよね、多分。
礼儀ですね、うん、そうと思います、うん。
なるほど。そっかそっか。なんかちょっと今思い出したのが、あの…。はい。
子供、うち小学生の子供がいるんですけど、あの授業参加に行って授業を見るじゃないですか。
そうするとその子供たちの発表の仕方っていうのも決まってるんですよ。
なんか。え!そうなんですか。。そう、なんか手を挙げて「〇〇さん」って指されたら立って、
「はい」って言って立って「発表します」って言ってから発表して、で、自分の意見を言い終わったら、
「どうですか?」って聞くんですよね。そしたら周りの子たちが「わかりました」ってみんなで言うんですよ。
え!?それは…。そういう風に決まってて。なんかその、うちの子供の学校だけのかもしれないけど、
みんなそうやって発表して「わかりました」って言われたら座るみたいな、なんか面白いですよね。
先生そんなことしてました?子供の時。ううん、自分が子供の時はしてた記憶ないです。
してました?ないですね。ないですよね。私まず立ち上がって発言してなかったかも。
あ〜。多分手を挙げるまではしてましたね。うんうん。指されないで勝手に発言しちゃダメっていうのはね、あったかもしれない。
うん。なんか立って、そう。でもみんな必ずその「わかりました」って言わないといけないらしいんですよ。
それもすごく変…。「違うと思います」とか言っちゃいけないの?って聞いたら、いや、とりあえず、
その子が言った意見をこう「理解しました」「受け止めました」っていう意味で。引き取りました。
そう、1回、「わかりました」って言わなくちゃいけないって言ってました、息子が。
へぇー。ってことはその普段話してる時のその相槌って、相手に賛成してるんじゃなくて、
「聞いてますよ」「聞いてますよ」の相槌って言うじゃないですか。
はいはい。それのことですかね。それをやるんですね。
あ、そうでしょうね。「とりあえずあなたの意見を聞きましたよ。理解しましたよ」
っていうことで多分「わかりました」って言わせてるみたいです。
面白いです。びっくりしますね。うん。
役に立つのかな…すごい今疑問です。
ね、どうなんでしょうね。でももうなんかみんな染みついててやってます、どの子も。そうですか。
ちょっと今それ思い出しました、はい。
面白いですね。うん。面白いです。面白いし初耳ですね。
うん、どうなんだろう。どこの学校でもやってることなのか、この地域特有のものなのかはちょっと分かりません、はい。
多分何かあの目標があるんでしょうね。そのさっき先生がおっしゃったみたいに、人の話をちゃんと聞くっていう態度を出す。
うんうん。示すっていう。そうしないと、こうなんかぼーっと聞いてて何も理解してないとか、そういうことにならないようにとか。
そういう意図がね、あるんでしょうね。ちゃんと注意を向けるようにとかいうのがあるんですかね。
ああ、そうかもしれないですね。そうだと思いたい。思いたい。
はい、なんか先生他にもこう日本とのコミュニケーションの違いで、感じるようなことってありますか。
さっきもちょっとだけ...そのNoって言うっていう話にに近いかもしれないんですけれども。
あの実は、海外にいると、日本で、え…正しい言葉、名前が最近変わったかもしれないんですけど「戸籍謄本」ってね、
その家族の構成がどうなってるのかっていうのが分かる、例えば私だったら、私がいて、
誰と結婚しましたとか、いつ生まれました、誰と結婚しましたとか、結婚しませんとか、
あのいろんなことが分かる、その人の今までのその家族の歴史が分かるようなものをね、
「戸籍謄本」っていうのを時々必要で取り寄せなければいけないんですけど。
それが、なかなかその海外にいる人が、他の人に代理でお願いして取るっていうのがすごい難しくなってて。
親とか子供じゃないと代理ができないっていう仕組みになってるらしくて、すごく苦労するんですね。
で、その時にあの私はもう多分海外が長いせいか、論理的に説明すれば理解してもらえると思って、
すごく一生懸命、あの「私の父はもう歳をとっていて市役所に行けません」
で「妹ならいるので、妹だったらできるんですけど、なんとかなりませんか」とか
「この書類がなかったら、こうこうこういう事情で困ります」っていうことを説明して理解してもらおうとしたんですけど。
結局答えはダメだった、Noだったんですね。
そのことに対してやってくれない…。うんうん、お父さんじゃないとダメってことですよね。
先生のお父さんが行かないといけない、妹さんじゃダメって…。うんうんうん。
はい、あの、直系親族じゃないとダメで。
はい。だから自分の親とかね、祖父祖母とか、えっとそれから自分の子供とか孫とかですね。
直系の人だったらいいけど、兄弟は直系じゃないからダメなんですよ。うんうんうん。っていうね、そういうことを言われて、
ものすごく理不尽だと思うんですよ。うん。それで、あのだから、
あの理詰めで説明しようとしたんですけれども、ダメで。ダメだったんですが、
その時に、どうしてダメなのかっていうことを、30分ぐらいかけて電話口で、海外…国際電話ですよ。
あの、説明されたんですね。で、最終的な答えがダメだったんですよ。あの私が食い下がった時間が30分じゃなくて、
相手が説明をしてくれた時間が30分なんですよ。
で、結局ダメ?。そう、そして30分喋ったけどダメだったんですね。
それって最初からダメっていう結論だったらダメって言ってくれたら良かったのになって私。
その30分の無駄な時間がね。はい、で、あの多分その電話の時は私は本当に怒れちゃった(腹が立っちゃった)んですけど、その…。
うん。NoならNoでもう早く言ってくれればよかったのにって本当に思ったんですけど、
後でよくよく考えると、相手はその申し訳ないなっていうか、かわいそうだな、気の毒だなっていう気持ちがすごくあったから。うんうん。
だからちゃんと相手の人に分かってもらうために、私にですね、私に分かってもらうために一生懸命どうしてダメなのかっていうことを説明してくれたんですよね。
それはやっぱりさっきの話と同じで、礼を、相手に対する礼を尽くすっていうところから
来てるんだろうなって後では、後で考え直して、怒ることじゃなかったかって思ったんですけども。うん。そうなんです。
役所とかは特にそうですよね。そうなんですよね。そっか、いやでも多分本当に、
先生のおっしゃる通り、あの、日本人、その役所の人としては、なんだろう…こう断りづらいな、
断るの申し訳ないな、悪いなって思いながら、こう…説明を聞いたらなんとか理解して納得して「あ、それなら仕方ないですね」って
思ってくれるんじゃないかなっていう気持ちで多分一生懸命説明されたんでしょうね。
そうなんですよね。いや、でもすごいわかります。その人の気持ちも分かります。
私も結構断るのすごい苦手で。あ、そうですか。断る時すっごい悩んじゃうんですよ。どうやって断ったらいいかな、
なんて言って断ったら、なんか、相手に悪くないかなってすごい考えちゃうから。
そうなりますよね。うん。先生はもうなんだろう…海外生活長くてこう海外的なね、
英語的なコミュニケーションに慣れてきて、こう断るっていうのも結構ストレートに先生もするようになりましたか。
それはえっと場合によりますね。あぁ。やっぱりその日本の方を相手にしてる時に。はいはい。あのなんて言うのかな、
あの違う文化を押し出していくのは得策じゃないことが...。
あまりそれが役に立たなかったり、さっきも言ったように礼儀に適ってなかったりっていうこともあるから、
できない時もありますね。でも多分他の人よりも断る時は早めに断ってるんじゃないかなと思います。
うんうんうん、そうですね。はい、やっぱりその他のコミュニケーションのスタイルを知っちゃうと、
こっちの方がお互いのためにもいいんじゃないっていう気持ちにもなったりするんですよね、時々ね。うんうんうん。
そうですね。私もなんか断るのすっごい悩みながらも、後で考えたら、ね、さっきも、
最初の方にも言ってたように、別に悪いことをしてるわけじゃないし、事実を言ってるだけだし。
おそらく相手も断られたからってすごく根に持ったりとかはしないですよね。
「あ、そっか」で終わるようなことなのに、すっごい気を使っちゃう時があります。ありますね。
うん、すごく日本人的な考えなんだなって自分で思います。
あと、あれもないですか?その…えっと例えば何かをお願いした時に、あの相手が、
本当はやりたくないかもしれないことをお願いしたい時に、
もしかしたらこれ嫌だと思うかもしれないから聞きにくいなって思うことってすごく多いですよね。
で、聞き…そのお願いの仕方もすごく考えてからお願い…。考えます考えます。
嫌だったら断りやすいようにその逃げ道を作って聞いてみようと思ったりとか、すごく日本人相手の時は、
そういうことに気を使いますよね。気使いますね。でも私マレーシアが長かったので、
マレーシアのコミュニケーションの仕方ってすごく違ってて。
ダメ元で聞くんですよ、マレーシアの人って。
それであの「え!?こんなことお願いしてくるの?なんか図々しいな」って日本人が思うようなことでも、
必ず聞いてみる。ダメ元で聞くんですね。でもだからって断られた時全く根にもたないというか、1秒で忘れる感じなんですよ。
いいですね。羨ましい。そう、その文化に一旦入ってしまうと、最初ね、面食らうんですけど。
「え!?なんでこんなこと人に聞いてくる…お願いしてくるの?図々しい」って思っちゃうんだけど、
慣れてくるとものすごく気持ちが良くて、断るのも断りやすいんですよね。
根に持たれないって分かってるから。
だからこの仕組みを持って帰りたいっていつも思います。
気持ちいいんですよ。いや〜そうなれたらいいなと思いますけどね。
でもなかなかやっぱ日本文化に染みついたものはなかなか変わらないですよね。
そうですね。まあ相手を気遣うっていう意味では、まあいい部分でもね、もちろんあると思うんですけどね。
でも多分その考えすぎて、あ、この人本当はこれ嫌なのかもしれないっていうのをぐるぐるぐるぐる
自分の中で考えて、聞いてみたら意外と大丈夫だったとか。あります。そういうこといっぱいありませんか?
いっぱいあります。なんであんなに悩んだんだろうって。時間の無駄だったっていうことが。
そうなんですよね。だから…。あります、ありますね。それをどうやったらうまく解決できるのかなっていつも考えてますね。
うーん、なんかありますか?解決法は。
そのマレーシアのスタイルみたいなものを、ちょっとやってみるとかですかね?
だけどすごい図々しいやつだって最初思われる可能性があるかもしれないですけど。
そうですね。あのお互いがね、そういう人同士だといいんですよね。
うん。あの気兼ねなく聞いて、ダメだったらすぐ諦められる人同士だったらいいと思うんですけどね。
ね、まあ日本人同士でもそういう性格の人ももちろんいるし、なんかうん、あのあとは、
関係性によっても、例えば家族とかだったら、何も考えずに図々しいこと聞けたりとか、
あの断ったりとかできるから。とかすごく親しいもう昔からの友人とかだったらですね。
うん。そっか、でも難しいですね。そのコミュニケーションスタイルの違いって。
言語を学ぶ時って、ただ単にその言語を学ぶだけじゃなくて、やっぱりその言語が使われている国の文化のコミュニケーションのスタイルとかも
一緒に習得しないと、言葉だけを学んでもね、あの…言葉、文法とか単語は合ってるんだけど、
いやでも、うーん…日本人はそういうストレートな言い方しないんだよな…とか多分あるから。
難しいですね。はい、そうですね。日本人が英語を話す場合もそうだと思います。
はい、そうなんですよ。私もそれ難しい。そうなんですよ、本当に難しくて、あのなんだろうな。
よくあったんですけど、そのなんだろう。その通訳の仕事をしていた時に、日本のビジネスマンの方が、
日本の論理でというか日本のロジックで話をすると、英語に訳すと、
ポイントがないっていうことがあるんですね。回りくどくて「で、何が言いたいの?」っていうね。
そうなんです。それで1回そういうジョークがあって。私はその本当に日本的なちょっと回りくどい感じのお話のされ方をしている方の
通訳をした時に、ものすごくあの…文化…英語の文化だったらこう言った方が伝わるなって思った言い方に、
思い切って言い方を変えちゃったんですね。論理を変えちゃったんですね。
そしたらその同席していた日本人の方が何人かいたんですけど。
その回りくどい言い方をした人の同僚の方が、彼の言ってることがまるで分からなかったけど、英語を聞いて意味が分かった、
っていうことがありました。日本人同士ですよ。
英語で言った方が、ま、端的にね、ポイントを先に言うからですね。
このポイントでっていうことをね、分かりやすくまとめて言ったので、彼の言っていることの意味が英語で分かったと言われました。
へぇ〜なんか全部がやっぱ逆ですもんね。
その英語と日本語って。先に英語はもうそのメインのポイントというか主張を言って、
なんか理由を言ったりとかするイメージ。そうですよね。
日本語ってダラダラダラダラこうこうこうで、こうこうこうで…こうこうこうで…
こうこうこうですって言って最後にこうね、結論を持ってきて、ダラダラダラダラ説明とか具体例とかを
言うから、聞いてるうちにわかんなくなってくるというか、うん。
そして最後にその結論をまとめないことが多いので。
あぁ〜。ここまで最後になんとかでなんとかでなんとかなんです。でもだからどうなんだっていうところを言わないで。
はいはい。その「だから...」の部分は私が今まで説明してきたんだから、
もうそろそろ私のお願いしたいことは分かるよねって感じで終わっちゃうので。はいはい。
察してっていう感じでね。「察して」が入っちゃうから、余計に伝わらない。
だからポイントは何ですか?とか言われちゃうんですね。
要点は何?とかポイントは何?って言われちゃうんですね。言われちゃうんですね。
あ〜そっか。あんまり日本語をディスっちゃいけないんだけどね。
でもやっぱり回りくどいです。回りくどいんでしょうね。あれ?結局、
回りくどいっていう話が多かったですね。
そうですね、日本語をディスっちゃいましたね。
でもきっとね、感じてると思いますよね。
日本語学習者の方は回りくどいよねって。
うん、回りくどいよね…。うん、ですね。いやー、でもうん、だからと言って、でもね、やっぱでも、
日本語でコミュニケーション取ろうって思ったら、どうしてもそれに慣れていく…いかざるを得ないですもんね。うん。
で、そのこと分かってるとまたね、あのメディアの日本語とかドラマとか見た時も、
ああ、またその回りくどいことやってんだって思えば、どこが要点なのかっていうのに行き当たりやすいと思うんですよね。
だから役に立つと思いますよね。そういうことが分かってるとね。
うん、そうですね。知ってるだけでもね。うん、そうそう。
先生今日はあの色々面白い、海外生活が長い先生ならではのお話が色々聞けて私も勉強になりました。
あ、いえ、とんでもないです。
お話できて楽しかったです。ありがとうございます。ありがとうございました。
このお話がね、見てる皆さんが日本人とコミュニケーション取る時にも参考になるかなと思います。
はい。はい、じゃあ今日はここまでにしたいと思います。
先生ありがとうございました。ありがとうございました。
はい、また。さようなら。
Chieko’s channel: https://www.youtube.com/@chienowajapanese1101