
ちえ子先生、こんにちは。
こんにちは。
こんにちは。
今日はですね、ちえ子先生と丁寧語、丁寧な言葉と、あとタメ口、タメ語。これをテーマにお話ししたいと思います。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、えっとこのテーマは先生が提案してくださったんですけど。
そうですね、はい。
日本人同士、大人同士で…大人同士の場合、最初こう…初対面の時、初めて知り合った時は、まあ大体丁寧な言葉で会話をしますよね。
敬語を使いますよね。そうですね。お互い。
でもだんだんこうちょっと時間が経ってこう親しくなっていって、仲良くなっていった時に、こう徐々に徐々にタメ口に切り替えていくんですけど。
うん、そうですね。仲良くなったから今日からはい!タメ口!っていうわけではなくって。
そうなんですよね。こう徐々にね、徐々にこう切り替わっていく、この狭間の時期があるんですよね。
なんかこうあの…グラグラデーションになってるんですよね。
うん。
ちょっと…ちょっとタメ口を投げてみてまた引っ込めたりとか。そう、そうなんですよね。そういうことがありますね。
こう相手の反応を見ながら、どれぐらいカジュアルに行っていいかなっていうのを、
こうお互いちょっと様子を見ながら、だんだんだんだんタメ口になっていくっていうような感じですよね。
うん。うん。はい、で私まさにちょっとそういう経験を最近したんですけど。
うん。はい、あのなんかあの…同窓会に行ったんですね。
はいはい。あの高校の時の同窓会に行ったんですけど、だからお互い知ってる人同士なんですけど。
でもあの、学生の時はそんなに親しくなかったけど顔見知りの友達っていうレベルの友達もいっぱいいますよね。
うん。
で、そういう中ですごく仲良くなりたかった、学生時代仲良くなりたかったけど、そこまでじゃなかった人と会って。
その時にすごく仲良くしたいから、そしてなんか久しぶりで嬉しいから、タメ口が出そうになるんですけど。
うん。
でも相手が「あ、お久しぶりです」から始まり、ちょっと丁寧な感じで返されてしまって、
あ、まだそんな気持ちじゃなかったのね…ってなって…みたいなね、そういう経験がありました。
そうなんですね。
はい。
それはもう同窓会ってことは、何十年ぶりに会った…。
何十年ぶりで、うん、でも周りの雰囲気は、そこら辺にちらほら仲の良かった子もいるから、その子たちにはもう最初からタメ口だし方言だし。
その地域の方言、私は浜松なので、遠州弁っていう方言を話したんですけど。
「~だに」とか。
そうそう「~だに」とか「~だら」っていうのをみんなが話してるんですけど。
そう、それが、私が仲良くしたかったけど当時は仲良くはなってなかった人と話した時に、やっぱりちょっと急にタメ語になれなくて、探り探り…。
わかります。
そうなんですよ。
なんかね、こっちはカジュアルにフレンドリーに行ったのに、こう敬語で返されたら「はっ!」ってなりますよね。
そうなんですよ。
まだ早かったか…ってなるんですよね。
で、慌てて引っ込めてみたりとかするんですよね。
わかります。
その方とはもう結局そのまま敬語で喋ったんですか?
いえ、えっと…その後また離れているのでFacebookで繋がったんですけれども、
その時にもあのなんって言う…あの今度一時帰国する時に会おうねっていう話にはなってて。
そのやり取りをメッセージでするのも、丁寧語から始まりちょっと話してる途中で少しタメ語を少し入れてみて。
で、相手もタメ語で返してくるとやっと安心してそっちのレベルにしていける感じですかね。
でもきっとまた会うと丁寧語から始まるんですよ。
そして少しずつまた…っていう、そういうやり取りが何回もあるかと思います。
うーん、難しいですね。
難しい。
これなんか、そのお話今聞いて、久しぶりに会ってっていう話を聞いて思ったのが、まあその同級生もそうなんですけど、親戚もそれあるなって思って。
あるかも、うん。
うん、なんか子供の時はもう「おじちゃん!」「おばちゃん!」っていう感じでタメ口で喋ってたんだけど、
もうずっと会ってなくって10何年ぶりに例えばお葬式とかで会った時に、
もう自分も大人になってるし、あの時の雰囲気でタメ口で喋っていいのか、
それとも大人同士としてちょっと丁寧な言葉で喋った方がいいのか、なんか迷う時があります。
それはまたもう1つ難しいレベルですね。
っていうのは、親戚のおじいさんとおばさんはもっと年が上なところからスタートで、自分が子供だったからお互いタメ語で行けてたけど。
うん。
今度会う時はあの…今度大人になって会う時は自分は年下の大人で、相手は親戚のね、親しい大人で年上の人だから、向こうはタメ語ですよね、多分。
向こうはそうですね。
そう、向こうはタメ語で、あ~〇〇ちゃん久しぶりだね!大きく…大きくなったじゃない…大人になったね~みたいな。
そういう感じの時ですよね。
そうですね。
それをどう返すかっていうね。
うん、そう。
もうずっと付き合いがあって、こうね、大人になっても連絡を取ってるような親戚だったらもうずっといくつになってもお互いタメ語でいいんですけど、
会ってない空白の期間があって、こう大人になって会った時に、どっちで喋ったらいいんだろうって、ちょっと悩みますよね。
そう、それであの例えば自分が逆で大人の側だった時に、あの時の可愛かった〇〇ちゃんが大人になって、
「あ~久しぶり~!」ってやった時に「あ、どうもお久しぶりです」って言われた時もちょっと寂しいかもしれないけど。確かに。
確かにそうですね。って思うけどね、そっちもあるんですよね。
うんうん。そう、だからその距離感の取り方っていうのは本当にいつも難しいですね。
難しいですね。
これ日本人でも本当に悩ましいというか難しくて。
悩ましい。
ね、本当にこう様子を見ながら探り探りやっていることだから、これ外国語として日本語を勉強してる人にとってはものすごい難しい問題だろうなと思います。
うん、そうですね。なんか生徒さんとかからそういう質問を受けたりすることはありますか?
あります。
あのよくある質問は、えっと、私は「です」「ます」でたくさん勉強して「です」「ます」が使いやすいんだけれども、
友達になった人がタメ語を話してくる、普通の言葉で話してくると、その時にすぐに切り替えるのが難しくて。
それとあの。切り替えた方がいいのがどうなのかっていうのもタイミングが分からないっていうのを言われる。
そうですね。そしてやっぱりその勉強で言うと「です」「ます」は話すのが楽。
なんて言うのかな…あの動詞の変化とかがあまりないからすごく話しやすいですね。
「です」だったら過去形なら「でした」になるとかね。それから「ます」だったら「ました」になるだけで話せるから、
「です」「ます」の方が絶対に話すのが簡単なんですよね。
だから普通形に…普通の形で話す時って本当に難しくなるから、自分もたくさん練習しないとその普通の話し方っていうのは難しいから余計に困るんですよね。
あの…困った時に「です」「ます」に戻れなくなるんだと思うんですよ、生徒さんたちって。うん。
そう、それが難しいんだと思いますね。
うーん、そっか。その「です」「ます」…こう自分が丁寧な言葉で話してるのに、相手が、あの...カジュアルな言葉で話してきた時っていうのを聞いて、
ちょっと思い出したのが、私の体験談なんですけど。なんか私もそれすごいあるんですよ。
私結構あの、基本的には誰とでも丁寧な言葉でどっちかというと話したいタイプで。
同じです。
ですよね。でもすっごくフレンドリーな性格で結構誰とでもタメ語で喋りたい人もいるじゃないですか。います。
で、よくあるのが、私の子供の保育園とか学校のお友達のお母さんと喋ることが今多いんですけど。
そのまあ…お母さんたちって別に上下関係もないし年も近い人じゃないですか。で、最初はね、もちろん初対面なので丁寧な言葉で話すんですけど、
その相手がこうカジュアルにタメ語で喋ってきた時に、私としては、いや、まだでもそんな何回か挨拶したぐらいで親しくないんだけどな…って思うんですけど。
でもなんかその…なんだろう。丁寧語かタメ語かって、このなんか、心の距離というか。
うんうん。…な気がして。
だから相手はすごくこう、距離を縮めて親しくなろうとカジュアルに喋ってくれているのに、私が丁寧語で通すと、なんか壁を作っているような気がして。
なんか逆に失礼なのかなっていう気持ちになって。
どっちを使ったらいいんだろうって悩んで、結局さっきの先生みたいにこうちょっと混ざった…。そうなんですよね。…会話になってしまうことがよくあります。
そう、ちょっと行ったり来たりみたいなね。そうなんですよね。丁寧で喋ってまた普通のをちょっと「…だよね」みたいに入れたりとか。うんうんうん。
はい、ちょっとあの合槌をね。合槌だけなんか友達みたいにっていうか、タメ語で話すとかね。私もね、ちょっと近い経験があって。
ていうのは、私も同じようにできるだけ、特に仕事関係の人には崩したくないっていう性格なんですね。
そうすると、それで前に通訳の仕事をしていた時に、10歳ぐらい年上の方と組んで仕事をしたんですよ。
で、私としては相手がタメ語で来ても、もうそれは絶対に私は丁寧語で話すっていう、そういう相手だったんですね。
年も上だし私よりも経験値が高いし、経験…たくさんその通訳のお仕事をしていた人なんですね。
だけど…だから、相手が、えっとカジュアルな感じで、普通の調子で話しているけど「〇〇だよね」とか言われても「あ、そうですね」っていうのを崩さないで、
それはリスペクトだから必要だと思ってずっとやり続けて。それでもう数年経ったからもう崩れなくなって先輩扱いをずっとしてきたんですね。
仕事の立場は対等なんだけど、言葉は丁寧にしてきたら。実は私には他にも通訳仲間がいて。彼女は私よりも5歳ぐらい下なのかな。
で、その人はたまたまママ友でもあったんですよ。だから子供同士が一緒に遊んだりする友達だから、年関係なく、
しかも彼女はとてもカジュアルな人で誰とでもタメ語で行けるタイプの誰とでも仲良くできるタイプの人だったから、
もう最初から、もう一番最初の時からお互いにタメ語で喋ってたんですよ。
そしたらその3人で会うことになってしまって。すっごいおかしなことになるわけですよ。
で、私がその友達と喋ってる時は「そうだよね、そうだよね」って言ってるけど、で、その彼女と私の先輩が喋ってる時もタメ語になってて、
で、私とここの先輩だけが、私だけが丁寧語で返して。だから私が訳が分からないことになっちゃって、すごく難しかったです。
それ難しいですね。その年下の人と先生より年上の人が、ここがタメ語っていうのがまた難しいですね。ここが丁寧だったらいいんですけど。そうそう。
なんか…そう、その友達はどちらかというとその、なんていうのかな…欧米的な考え方の人だから、誰と会ってもフラットで、
もう英語だったらもう誰と話しても同じ話し方をするからそのイメージで、先輩だからじゃなくて仕事場でもみんな対等なんだっていう…
ま、プロだからっていこともあると思うんですよね。彼女の考え方が。プロだから、だから誰に対しても違う話し方をしない。うん。
カジュアルでいくっていう、そういう感じなんですよ。だからそれはそれですごくいいんだけど。
うん。3人になるとちょっと難しいかなって思いました。
難しそうですね。なんかこう「〇〇だと思う?」って聞きたい時も、こっちには「思う?」って聞いて「…どうですか?」みたいな。
そうなんですよ。分けて質問しなくちゃいけないみたいな感じになりますよね。そうなんですよね。
2人にね、いっぺんに投げかけられる…投げることができる質問を、分けないといけないっていうのはすごく会話がしにくいですよね。
どっちかに話してるってことになっちゃうから。うん。どっちかに話してるようにしか聞こえないから。
そうですね、タメ語をを使った時はこっちの人に話しかけてるようになっちゃうからですね。
そう。聞こえちゃう。そうなんですよね。難しいですね、それは。それはどうしたらいいんでしょうね。
難しい。本当に解決できてないです。できないですね。いつもいつもギクシャクギクシャクしておかしい感じになっちゃいますね。
うーん…でもそれでその…「タメ口でいいよ」みたいな風にはならないんですか?うん、誰も言わないんですよね。
その先輩は言わないから、あの多分…うーんどうなんだろう…でも彼女、その先輩と私のその友達の間では私よりも長い関係なんですよ、仕事で。
だから余計ややこしいんですよ。ややこしいですね。複雑ですね。すごくややこしいんです、そう、複雑です。
それはじゃあもうちえ子先生が1人でギクシャクしながら…。
はい、こう、向きによって話し方を変えるしかないですね。うん、でも結構そういうことありますね。あります。
ちょっとあのさっき先生、生徒さんからも質問があるっていうのがあったので、ちょっとそれに戻って、
そういうタメ口…あ、丁寧語からタメ語に切り替える時のそのなんかアドバイスとかありますか?
アドバイスね、難しいんですよね。うん、でもあの少し言いかけたんですけど、例えば今ここで話してるの全部丁寧語で話していますけど、
例えばこの人と仲良くなりたい、距離を詰めたい時は、距離を短くしたい時は、あのまずは合槌から…。私もそれ思いました。
ちょっとタメ語にしてけばいいんだなって思いますね。最初にこう丁寧で喋ってて「あ!そうそうそうそう!」とか言ったりね。
今も「そうそう!」って言いそうになっちゃった。そこだけちょっとそういう風に言うと、ちょっとカジュアルさも出るけど、
でもまた元に話が戻った時には丁寧語で続けることもできるしっていう。
そういうちょっと柔らかい感じになる…。と思いますね。そうですね、なんか硬すぎないですね。うん。合槌とか…。
この「うん」とかもそうね。今ずっと丁寧で喋ってるから本来だったら「はい、そうですね」みたいな感じでいくのが一番レベルが合ってるんですけど。
でもそのちょっと親しさを出すっていう時に「うん」は結局自分が納得してるっていうことなんだけど、
自分が「あ、そうだな」って思ってるから「うん」って言うんだけど、相手に対してもちょっと親しい気持ちを込めたい時に
ちょっと「うん」とか入れてみるかもしれないですね。うん、分かります、うん。
なんかこの前私めいか先生とも動画を撮影したんですけど、会話の動画。で、撮った後に…撮ってる時は何も意識せずに喋っていて、
撮った後に編集しながら見返すじゃないですか。
そしたらめいか先生も私もお互いやっぱりその合槌とかリアクションは、ちょいちょいタメ口になってるんですよ。
その「うん」とか「そうそう」とか。先生たちとも多分最初に喋った時は「はい」だったんじゃないかなと思うんですよね。
でも何度かこうやってお話ししたりね、メッセージやり取りしていく中で少しずつこう距離が近くなっていって、
合槌がこう自然とちょっとカジュアルに変わってきてるんじゃないかなと思いました。
そうですね、だからやっぱり意識しないけど、本当に全然知らない相手に対する丁寧な言葉と、もう知ってて仲が良くて、
でもあのなんて言うのかな…ちょっと尊敬の気持ちで話してるとか、まあ仕事のだからきちっとしたいって思ってるから「ですます」を続けている関係で、
だけど本当は仲が良くなってきてるっていう時には、そうやってやっぱり合槌とかからスタートなんですかね、多分ね。
うん、そうだと思います。なんか自然になりますね。うん、なりますね。考えてなかったけどそうですね、やっぱりね。
はい、ということで今日はちえ子先生と、丁寧な言葉からタメ口に切り替わるこのタイミングだったり、この曖昧な時期について色々お話ししていきました。
ありがとうございました先生。ありがとうございました。
はい、なんかね、見てる方がこう日本語でコミュニケーションを取る時に、少しでも役に立てば嬉しいですね。
そうですね。はい、じゃあ今日はここまでにしたいと思います。ありがとうございました。はい、ありがとうございました。
Chieko’s channel: https://www.youtube.com/@chienowajapanese1101