こんにちは。
ミニファンタジーシアター、エピソード27です。
今回からしばらく、お話の主人公はこの魔女です。
この魔女、名前はわかりません。
名前はわかりませんが、今回からしばらくこの魔女が主人公のエピソードが続きます。
今回のお話の題名は、『誰も望んでいなかった新機能』。誰も欲しくなかった新しい機能です。
ここは大学の研究室です。
研究室。研究をする部屋です。
彼女は大学で研究をしている魔女です。
机には頭蓋骨が置かれていますね。
これ、人間の頭の骨、頭蓋骨です。
後ろの棚には本がたくさん並んでいます。
それから、研究に使う道具が置かれています。
この魔女、すごく不満そうな顔をしています。
腕を組んで、不満そうな顔をしています。
セリフを読んでみましょう。
欲しかったのはカラスなのに、大学が支給したのはこれなのよね。
カラスはこの鳥です。
魔女が連れている鳥といえば、カラスですよね。
だからカラスが欲しかった。
なのに大学はこれを支給してきた、と不満を漏らしています。
支給するというのは、物やお金を渡すこと。
例えば、会社が社員にパソコンを支給するとか、国が国民にお金を支給するとか、学校が生徒にタブレットを支給するとか。
そんな時に支給すると言います。
この大学では、魔女たちに一人一羽、鳥が支給されるんですね。
カラスが欲しかったのに、大学が支給したのはこの鳥でした。
この鳥はオウムです。
オウム。
オウムは人の真似をして喋る鳥ですよね。
よーく見ると、このオウム、本物のオウムじゃありません。
オウムの形をした、オウム型のロボットです。
目が青く光っています。
魔女は、「欲しかったのはこれじゃない」って不満そうです。
次の絵を見てみましょう。
オウム型ロボットが喋っています。
はじめまして。私はOpenMagic開発の会話型鳥類知能モデルです。
OpenMagic、OpenAIみたいですね。
OpenMagicが開発した、OpenMagicが作った、会話型鳥類知能モデル。
会話型、会話をする、鳥類知能モデル。
AIのことを日本語では人工知能と言います。
人工知能。
これは鳥なので、鳥類、鳥なので、鳥類知能と言ってますね。
あなたの魔術、魔法をお手伝いいたします。
何をお望みですか?
何かお手伝いすることありますか?
これ、ChatGPTとかSiriみたいですね。
次の絵を見てみます。
黙って。ガラクタめ。
黙って。黙れ。ガラクタ。
ガラクタっていうのは、役に立たない、ゴミみたいな意味です。
要らないもの。失礼な、悪い言葉ですね。
「黙って、ガラクタめ」って言われて、オウムは何と返すでしょうか。
申し訳ありません。
ごめんなさい。
有害な言葉を含む会話には参加いたしません。
有害っていうのは、害がある、人に悪い影響を与える。
さっきこの人は、「黙って、黙れ、がらくため」って、悪い言葉を使いました。
オウムはこれを「有害な言葉」って言ってるんですね。
悪い言葉。
そんな有害な言葉を含む会話、そんな有害な言葉が入っている会話は、私はしません。
何か他にお手伝いすることはありますか?
これ、すごく機械的な返事ですね。
いかにもAIらしい、機械的な返事をしました。
魔女は「はぁ...」って机に顔を伏せています。
はい、このオウムのAIが、タイトルの「誰も望んでいなかった新機能」だったんですね。
大学は、魔女たちのために、良かれと思って、最新のオウムのAIを支給しました。
でも魔女は、「はぁ...こんなのいらないのに」って思っています。
現実の世界でも、皆さん、そういう経験はありますか?
今、どこの会社もAIを導入していますよね。
新しくAIを使ったサービスを始めています。
AIを導入しています。
もちろんいい機能もたくさんあるけど、でも、中には、消費者としては、そのサービスを使う人としては、「うーん...その機能はいらないんだけどなぁ」みたいな。
そんな経験はありますか?
はい、今日のエピソードはここまでですが、またエピソード28以降もこの魔女とオウム型AIの話が続きます。
なので、また次回も楽しみにしててください。
じゃあ今日はここまでです。
バイバイ。