
こんにちは。
最近、10月、11月と身内に不幸が続きました。
先々月、10月に、まず夫の母方のおばあちゃんが亡くなって、で、先月11月には夫の父方のおばあちゃんが亡くなったんですよ。
立て続けに夫のおばあちゃんが亡くなりました。
ま、2人とも本当に大往生で、1人のおばあちゃんは100歳で、もう1人も91歳だったかな。
なので、本当に2人とも大往生、長生きでした。
それでちょっと立て続けにお葬式に行く機会がありました。
お葬式、葬儀とも言いますね。
なので、今日は日本のお葬式について話したいと思います。
これをご覧になっているのは、おそらく中級から上級の方なので、もちろんもうすでにいろんな日本のコンテンツを通して、
ドラマとか映画とか小説とかアニメとか、そういったものを通して、日本のお葬式についてなんとなくは知ってるっていう方もと思うんですが、
まあちょっと詳しくお葬式の流れとか、あとは最近コロナ以降、お葬式のスタイルも少し変化しているようなので、
そういったことについてお話していきたいと思います。
まず日本では、皆さんもご存知かと思うんですが、一般的には仏教式のお葬式をする人が多いです。
仏教の習わしに則って葬式をする場合が多いですね。
えー、お葬式の服装なんですが、皆さんの国でもやっぱりお葬式は黒ですか?
まああの、なんかメディアとかで見ている限りでは、やっぱり国は違えど、黒というのは世界共通なのかなと感じるんですけど、違う国もあるんでしょうか?
もし黒じゃないよ、という国や宗教の方がいらっしゃったら是非教えてください。
日本では、葬式では黒を着るというのがマナー、常識ですね。
みんな黒です。
そしてお葬式をする場所ですが、まあ昔は家でやるのが普通だったんだと思うんですが、今は葬儀場でやることの方が一般的なんじゃないかなと思います。
葬儀場っていうのは、お通夜や葬式を執り行うための専用の場所です。
そういった会場を借りて行う場合が多いかと思います。
えー、でも、もちろん今でも家でやる人もいると思いますし、私の経験で言うと、
私の祖父母が亡くなった時なんかは、えー、お通夜という、ちょっと後でまた詳しく説明するんですけれども、
お葬式の前に行うお通夜は、自宅で行って、で、葬儀は葬儀場で行った記憶があります。
はい。
では、お葬式の流れ、まあお葬式というか、人が亡くなってからの流れ、儀式の流れを紹介したいと思います。
まず、さっきちょっと出てきたお通夜があります。
お通夜とか通夜と言いますが、はい、まずは通夜が行われます。
お通夜はですね、亡くなった翌日の夜にする場合が多いです。
お通夜には家族や親戚などが集まります。
えー、そして読経と言って、お坊さん、仏教のお寺のお坊さんが来てくださって、お経をあげます。
お経というのはお釈迦様の教えですね。
亡くなった人の前でお経を唱えて、そしてお通夜に参列している人たち、家族や親戚や近しい人たちが、順番にご焼香というのをします。
こんな感じで、あの、何て説明したらいいんでしょう。
なんかこの屑みたいなものをこう手に取ってですね、1人ずつ、で、まあパラパラパラと反対側に落とすんですね。
そして手を合わせます。
これをご焼香と言います。
こういう儀式を行います。
そして、ご焼香が終わったら、みんなで食事をします。
その会場には棺があって、で、その前に写真とかお花が飾られてるんですけど、それを前にしてみんなで食事を取ります。
で、みんな食事をしたら家に帰るんですが、解散するんですが、その亡くなった人に一番近い身内、
例えば配偶者、ね、あの妻、夫とか、子供とか兄弟とか、
そういう近い身内数名、3名ぐらいでしょうか...は、帰らずにその場所に一晩泊まります。
これを寝ずの番と言うんですけど、この棺のある場所で一晩過ごす人たちは、夜の間にお線香とか蝋燭の火が消えてしまわないように見守るという役目があります。
なので、多分、あの、交代でちょっと仮眠を取ったりしながら、あの、見守るんだと思います。
なんで火が消えちゃいけないかというと、まあ一説にはこの線香と、あとさっき紹介したご焼香の粉みたいな、屑みたいな、
あれもそうなんですが、この煙は、あの、亡くなった方、仏の食事だと言われているそうです。
なので、火が途絶えてしまったら、お腹を空かせてしまいます。
次の日、お葬式を終えて極楽浄土、死後の世界ですね、に行くまでにお腹を空かせてしまってはいけないから、
火をずっと絶やさないようにしなくちゃいけないと言われているそうです。
そして次の日、お葬式ですね。
お葬式にも、当然また黒い服...ちなみにお葬式の時に着る、そういったお葬式とか法事の時に着る黒い服のことを喪服と呼びますが、
喪服を着てみんな集まります。
そしてまたお坊さんが来てお経をあげてくださいます。
そしてまた1人ずつご焼香をしていきます。
そのお葬式の規模やスタイルにもよるんですが、司会の人がいて、その故人の生涯、人生を紹介したりとか、
あとは喪主、え、喪主というのは、遺族の中の代表者みたいなものなんですけど、普通は一番近い身内が喪主になりますね。
結婚してる人だったら、配偶者、あと、配偶者がもう先に亡くなっていて、子供がいる場合は、長男もしくは長女が喪主になるのが一般的かなと思います。
その喪主が挨拶の言葉を述べたり、あと弔辞といって、亡くなった人への手紙を、代表の何人かが読んだりするような場合もあります。
それから弔電と言って、例えば遠くに住んでいて葬儀には参列できないけれども、お別れの言葉を伝えたい人が、
弔電と呼ばれるメッセージを送って、それが司会の人によって読み上げられたりもしますね。
今回の2人のおばあちゃんのお葬式ではそういうのはなかったんですが、私が昔行った自分の祖父母のお葬式では、そういうものもありました。
あと今思い出したんですが、お通夜やお葬式で、ま、自分がもしあのなんだろう...遺族、亡くなった人の近い身内という立場ではなくて、
少し離れた親戚だったり、友人知人という立場で参列する場合は、その遺族に対してお悔やみの言葉を述べるのがマナーですね。
例えば「この度は本当に残念でしたね。」とか「お悔やみ申し上げます。」「ご愁傷様です。」といったようなお悔やみの言葉を伝えます。
はい。
そして、ちょっとまた話を戻して、お葬式の終わりには、棺にみんなで花を入れていきます。
その会場に飾られているお花を取って、みんなで棺に入れていきます。
他にも棺には、その故人が生前、亡くなる前に好きだったものとか、服とか手紙とかを一緒に入れたりもします。
あと、六文銭というものを入れる場合もあります。
文というのは、昔々の日本のお金の単位です。
これは何のために入れるかというと、仏教では人は亡くなると仏になって、49日かけて極楽浄土を目指すと言われています。
仏になって49日間、極楽浄土を目指して旅をするんですね。
で、途中に三途の川と呼ばれる川があると言われています。
この三途の川が、この世とあの世を隔てていると言われています。
つまり三途の川を渡ったら、あの世、死後の世界ということです。
で、三途の川を渡るには、渡るための料金が必要で、それが六文だと言われています。
なので、三途の川を無事渡って、極楽浄土にちゃんとたどり着きますようにという気持ちを込めて、六文銭を棺に入れるという習わしができたそうです。
私も詳しくは知らなかったので、今回ちょっと調べてみて、面白いなと思いました。
で、その六文、え、文という通貨は今は使われていない通貨なので、実際のものを入れるわけにはいかないんですけど、
紙に印刷した、まあ偽物の六文銭を入れたりする場合もあるそうです。
え、ちなみに亡くなった人は、棺の中で死装束と呼ばれる白い服を着ています。
服というか、着物のようなものですね。
それからちょっと綺麗にお化粧をしてあげたりもします。
そして、いろんなものを棺に入れ終わったら出棺です。
棺をみんなで持って、で、霊柩車と呼ばれる特別な車に乗せます。
霊柩車は、昔はすごくきらびやかな派手なものだったんですけど、最近はもう見かけなくなりました。
最近では、普通のワゴンのような車で運ぶ方が一般的みたいです。
あ、運ぶって今言ったんですけど、どこに運ぶかっていうと火葬場です。
霊柩車に乗せて火葬場に棺を運びます。
火葬場というのは遺体を火葬する場所です。
日本では土葬、土に埋めるのではなくて、火葬をします。
棺ごと焼きます。
火葬をする専用の場所、火葬場に移動します。
通常、友人や知人は葬儀までの参加で、火葬場まで行くのは遺族と親族だけですね。
一般的には身内、家族、親戚だけです。
火葬場に着いたらまたご焼香をして、で、火葬が始まって、ちょっと待合室みたいな場所で火葬が終わるのを待ちます。
多分、2時間ぐらいかかったと思います。
遺体を火葬したら骨が残りますよね。
そしたら残った骨を、骨上げと言うんですけど、遺族、親族みんなで順番に、箸で持って骨壷と言われる壺の中に納めていきます。
この時に昔からの習わしで長いお箸を使うんですけど、え、2人でそれぞれお箸を持って、一緒に骨を掴んで壺に入れるというやり方をするんですよ。
なので普段、ご飯を食べてる時に、例えば夫が「ちょっとその唐揚げ1個取って。」って言って、
え、これが唐揚げだとしたら、私が自分の箸で唐揚げをこうやって取って、それを箸渡しする、お箸からお箸にこうやって渡す...こっちが夫ですね。
こうやって渡すというのは、してはいけないというのが日本ではマナーです。
その、人が亡くなった時のことを連想させるので、縁起が悪いと言われます。
気をつけてください。
あの、日本の食事のマナーの1つです。
はい。
これで一連の葬儀の流れは終了です。
その後も仏教ではいろんな法事があります。
亡くなった人のために集まって、お坊さんを呼んで、またお経をあげてもらったりとかすることを法事というんですが、いろんな法事があります。
亡くなって七日経った時の初七日。
それから四十九日。
49日経った時ですね。
さっき亡くなったら49日間かけて、あの、旅をして極楽浄土を目指すと言ったと思うんですが、
その亡くなった人が極楽浄土にたどり着く49日目にも法事があります。
それから一年後の一周期。三回忌。
三回忌は3ってついてるんですけど、三年後じゃなくて、二年経ったら、三回忌をします。
それから七回忌っていう風に、いっぱい法事があります。
でも最近は、そういったのを少し簡略化して、そんなに全部は行わないケースも増えているようです。
ま、多分法事に限らず、いろんな部分で昔からの習わしはやっぱり結構、少しずつ簡素化されていますね、最近は。
それから昨今、え、特にコロナ以降だと思うんですが、規模を小さくしたり、え、さっきも言ったように色々と簡素化したり、簡単にしたり、
あとは形式にとらわれない自由なスタイルでお葬式をするという人も増えてきているみたいです。
実はさっき一般的な例として、通夜や葬儀でお坊さんがお経をあげると言ったんですけど、
実際には私が今回参加した2人のおばあちゃんのお葬式は、どちらもお坊さんは呼びませんでした。
そして、どちらも家族葬でした。
コロナ以降、本当に家族葬の人が増えているみたいです。
家族葬。
その名前の通り、近しい身内だけで行う、近親者だけで行う葬儀のことです。
コロナ禍では人がたくさん集まるということができなかったので、家族葬にするしかなかった、嫌でも家族葬にせざるを得なかったと思うんですが、
コロナが収束した今でも変わらず、家族葬を選ぶ人が結構多いみたいです。
それからお葬式では、香典と言われるお金を渡す習わしがあります。
日本ではね、あの結婚式とか、そういうおめでたい時には、ご祝儀と呼ばれるお金を渡しますよね。
お通夜やお葬式で遺族に渡すお金は、香典と言います。
そして香典を受け取ったら、逆に香典返しと言ってお返しを渡す、え、これはお金じゃなくて、通常物でですね。
そういう習わしがあるんですが、最近ではこれもしない人もいるみたいです。
実際、今回のおばあちゃんたちのお葬式ではそうでした。
しませんでした。
もう簡単に済ませるので、香典はいただきません、ご遠慮しますという場合も増えているようです。
はい。
とっても長くなりましたが、以上が日本のお葬式の紹介でした。
皆さんの国や皆さんの宗教のお葬式と比べて、いかがでしたか?
全然違う驚いた部分、逆に似ている部分はありましたか?
今日はこれでおしまいです。
またね。