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こんにちは。今日はペッパーとキャロット、エピソード19です。
「汚染」です。
汚染って何でしょうか?
この「汚」という字は、「汚す」とか「汚い」という時に使う漢字ですよね。
汚染も、汚れているという意味があります。
例えば、この川、汚いですね。
川が汚染されています。
川が汚染されると魚が住めなくなります。
それからこれ。
これは空気が汚染されています。
空気が汚れています。
空気の汚染を、大気汚染って言ったりもします。
車とか工場から出る排気ガスで空気が汚染されます。
今日のペッパーとキャロットのお話は「汚染」がテーマです。
はい、じゃあ早速お話を読んでみましょう。
夕方です。日が沈もうとしています。
ペッパーはスコップで地面に穴を掘っていますね。
キャロットも前足で土を掘ってペッパーを手伝っています。
後ろでカイエンが見張っています。
ペッパーの横には魔法薬の瓶が置かれています。
穴を掘ってこれを埋めようとしてるみたいです。
確か前にもそんなお話がありましたよね。
こうやってカイエンに言われて、地面に穴を掘って失敗した魔法薬の瓶を埋めるというお話が前にもありました。
はい、カイエンのセリフです。
中に戻る。お前が掘るのを見ても何にもならぬ。
この失敗した魔法薬を全て埋めて終わったら家に戻って休め。
カイエンは、お前、ペッパーがこうやって掘っているところを見てても何にもならない。意味がないから私は先に家に戻るって言ってます。
この失敗した魔法薬、ペッパーが作ったけどうまくいかなかった失敗作ですね。
これを全て埋めて終わったら家に戻って休みなさい。
明日は成功するとお前に期待するのは楽観的かもしれないが、まだわからぬ。
ペッパーはずっと失敗が続いています。
明日こそ上手くいく、成功するってペッパーに期待するのは楽観的かもしれない。
ちょっとポジティブすぎるかもしれないけど、まぁでも、まだわからない。
だからまだちょっとペッパーに期待してるってことですよね。
はい、うまくいくかもしれないって期待しています。
それに対してペッパーはこう言いました。
はい、急ぎます。
早くします。
でも、どうしていつでも全てを埋めることになっているの?
もっと他にいい方法が...。
カイエンは、失敗するといつも、全部埋めてしまいなさいって言うんだけど、なんで?
埋めるんじゃなくて、他にもいい方法が、別のもっといい方法があるんじゃない?ってペッパーは意見を言おうとしたんですけど、
カイエンは「なんだと?」と言って怒っています。
ペッパー、畑を指差しながらカイエンに言っています。
えっと、私は専門家じゃないけど、畑に詳しい専門家じゃないけど、でも今年の野菜は本当におかしくて。
それにこの家の周りの他の植物だっておかしくなってるってカイエンに訴えています。
確かにね、野菜がなんかおかしいですね。
トマトと茄子って書いてますけど、こんなに大きくなって、しかもなんか変な顔がついています。
このトマトと茄子だけじゃなくて、家の周りの他の植物もなんかおかしい。
アリもそう。
なんかおかしいことしてるみたい。
ここ、アリたちが集まって、みんなでロケットを打ち上げています。
アリたちがおかしくなった理由は、第4話を見返してもらうと分かると思います。
だからつまり、考えてみたんだけど、もしかしてちょっとした汚染を引き起こしていて、掃除か何かが必要なのかも、とペッパーは言っています。
ここ、掃除「が」何かがって書いてるんですけど、多分これは、おそらくタイプミスだと思います。
掃除か何かがですね。掃除か何かが必要なんじゃないかなって思うんだけど。
ペッパーはこうやって失敗したものを土に埋めるから、そのせいで、もしかしたらこの周辺の土壌が汚染されてるんじゃないかな。
さっき川の汚染とか大気汚染の話をしましたけど、土壌が汚染されてしまってるのかもしれない。
それでこの家の周りの環境がおかしくなって、で、植物や野菜もおかしくなってるんじゃない?
なんか掃除するかどうかした方がいいんじゃないかな?ってカイエンに伝えたんですけど、伝えようとしたんですけど、
カイエンは聞く耳を持ちません。ペッパーの話を聞こうとしません。
怒ってこう言いました。
よく聞くがいい。聞きなさい。
「魔法薬は失敗続き」なお前、聞きなさい。そのヒッピアの服が間違いなく、きっと、悪影響を与えてるようだ。
ヒッピアっていうのは前回出てきました。
ペッパーは元々ケイオサーの魔女になる前、カイエンたちと出会う前は、ヒッピア魔術学校というところにいたんでしたね。
そこの服を今着てるんですけど、その服が悪い影響を与えてるに違いないと、カイエンは怒っています。
ケイオサーは失敗や過ちを埋めるものだ。
失敗とか過ち、過ちは間違いということですね、を、全部埋めるんだ。
こうするのは時の始まりから、もうずっと昔からの我らの伝統で、母なる自然のことなどどうでもいい。
私たちケイオサーの魔女たちはずっと昔からこうやってきたんだ。こうやって失敗や過ちは全部土の下に埋めてきたんだ。
自然のことなんて、環境のことなんてどうでもいい。
関係ない。
私たちには関係ない。
黙って穴を掘るがいい。何も文句を言わずに、意見を言わずに、黙って穴を掘りなさい。
ペッパーの話は聞いてもらえませんでした。
その日の夜です。
ペッパーは悪夢にうなされています。
悪夢っていうのは悪い夢です。
カイエンが夢に出てきました。
我らは過ちを埋めてきた。伝統なのだ。時の始まりからの。ずっと昔から続いていることなんだ。
そうやってカイエンに言われる夢を見ています。
キャロットはすやすや眠ってますね。
そしてペッパーは「あ!そうだ!」と言って飛び起きました。
何か思いついたみたいです。
ペッパー、スコップを手に取って、まだ寝ているキャロットを引きずって外に来ました。
そして、さあ急ぐのよ、キャロット!急いで、キャロット!と言って穴を掘り始めました。
朝になりました。カイエンの部屋に朝日が差し込んでいます。
何か歌が聞こえてきました。
ああハンサムなブロンドの戦士。黄金の鍵のあなた。
はい、ハンサムなね、かっこいいブロンドの戦士。
この人はブロンドの戦士じゃないですね。黒髪の戦士です。
ブロンドの、金髪の戦士。黄金の鍵のあなた。私の混沌に現れる。
混沌っていうのはなんかカオス、カオス状態ですね。もうぐちゃぐちゃな状態。
私の混沌に現れた、黄金の鍵を持ったハンサムなブロンドの戦士。
あなたは私のオーロラのエントロピー。素敵な歌詞じゃない、レディーカイエン。
ペッパーが持っているのは、カイエンの秘密の日記です。
はい、これは昔カイエンが秘密の日記に書いていた歌詞だったんですね。
きっとね、好きな人に当てて、好きな人を思ってカイエンが書いた詩ですね。
全ての過ちを地下に埋めてしまう魔女から学べることっていっぱいあるのね。
ペッパーは夜中の間、一生懸命穴を掘って、カイエンの過去の過ちや失敗、カイエンが穴の中に埋めた過去の過ちや失敗を掘り起こしました。
それでこれを見つけたんですね。
3人の魔女たちが急いでやってきました。
誰にでも過ちはある。
誰にでも間違いはある。
私はもうそれを書いたカイエンではない。これを書いたのは過去の私だ。
その日記を埋めたことには理由がある。
そう、それならこれはどう?と言ってまた別の本を手に取りました。
これは「ケイオサースートラbyタイム」と書いてあります。
これはタイムが昔書いたものですね。
タイムが「は!」って顔をしています。
ペッパーからその本を奪い取ってこう言いました。
これは若かりし日の、若い頃の過ちに過ぎぬのじゃ。
どちらにしろお前さんには早すぎる。
この本に書いてある内容は、ペッパー、お前にはまだ早い!と言って奪い取りました。
ふーん。じゃあ...。ペッパーちょっと悲しそうな顔になっています。
別にこれらも全然恥ずかしくないって...。
何て言おうとしたんでしょうか?
別にこれも恥ずかしくないってこと?って聞こうとしたのかな。
悲しそうな顔してます。
でも環境が!自然はどうなるの?
全てをこんな風に汚染していったら、いつかはしっぺ返しが来るはず。
しっぺ返しっていうのは、仕返しのことです。
しっぺ返しが来るっていうのは仕返しされるってことです。
ずっとこうやって過去の失敗や過ちは全部埋めて、土壌、土をずっと汚染してますね、カイエンたちは。
そうやって自然に対して、環境に対して悪いことをずっとしていたら、いつかしっぺ返しが来る、
自分たちに悪いことが返ってくる、とペッパーは一生懸命訴えています。
でもカイエンは、今まで問題は全くなかった。
我らはケイオサーの魔女なのだ。
我らの問題は埋葬される。
深く地下へ。伝統について議論はなしだ。
埋葬っていうのは、普通は死んだ人、亡くなった人の遺体を土に埋めること、それを埋葬って言います。土に返すこと。
ケイオサーの魔女たちは、昔からずっと伝統的に、そうやって問題が起きたら全部埋葬してきた。
埋めてきた。それで今まで全く何も問題は起きなかった。
「伝統について議論はなしだ」というのは、そのことについては話し合わない、文句は言うなということですね。
全く聞く耳を持ちません。
すると、もう1人の魔女、クミンがギターが埋まってるのを見つけました。
あら、こんなものが!信じられない。懐かしい〜っていう感じでギターを引っ張り出しました。
どうしてここにあるのかしら?
そしてギターを弾き始めました。
ちょっと調律は必要そうだけど、まだ弾けるみたい。
調律っていうのはチューニングすることですね。
ギターとかピアノとかも調律をして音を合わせますよね。
これが調律です。
どんなだったかしら?って思い出しながら、ギターを弾いて歌っています。
「チャチャチャ、ケイオサー」ケイオサーの魔女の歌ですね。
ケイオサーの魔女のテーマソングでしょうか?
あはは。歌詞忘れてるかも。
歌詞の本はこの辺りにあったはず...と言って、この歌の歌詞の書かれてる本を探そうとしています。
カイエンとタイムは目を見合わせて「やばい、やばい」って顔をしています。
何か2人にとって恥ずかしいものが出てきちゃったみたいです。
では、合意したようにケイオサーのルールを更新する。
合意するというのは、みんなこれでオッケーだね、オッケーだねって、みんなの意見が合ったということです。
みんなが、オッケーオッケーオッケーって同じ意見になったってことです。
みんなが合意したから、ケイオサーのルールをアップデートしました。
ルールが新しくなりました。
これからは分類し、破砕し、全てをリサイクルする。
全てを!と言っています。
これからは過ちや間違いをそのまま土に埋めるんじゃなくて、こうやってガラス、金属っていう風に分けて、分類して破砕します。
破砕するっていうのは、砕いて細かくする、小さくする。
クミンがやってますね。
破砕しています。
そして全てリサイクルする。
という風にみんなで合意して、ルールが新しくなりました。
更新されました。
さっきまでカイエンはずっと、伝統、伝統、ケイオサーの伝統って言ってたんですけど、ルールを変えました。
ペッパーたちも嬉しそうですね。
ペッパーはさっきまで、こうやってそのまま埋めてしまったらどんどん土が汚染されて環境に悪いと言って心配してました。
でもね、こうやってリサイクルをすれば、環境への悪い影響が少なくなるので、ペッパーたちも一安心ですね。
はい、今回のお話はここまでです。
じゃあまたね!
https://www.peppercarrot.com/ja/webcomic/ep19_Pollution.html Creative Commons Attribution 4.0 Internationalライセンス 帰属: アート: David Revoy. シナリオ: David Revoy. スクリプトドクター: Craig Maloney. インスピレーション: Scenario of Juan José Segura "the book of secrets". ベータリーダー: Alex Gryson, Nicolas Artance, Seblediacre, Valvin. 翻訳: [日本語] guruguru. 協力: Hồ Nhựt Châu.