
こんにちは。
ペッパーとキャロット、第22話「投票システム」。
投票システムの話です。
前回のコモナ魔法コンテストのお話の続きです。
じゃあ、始めましょう。
ここがコモナの街で、ここが魔法コンテストが開催されているアリーナですね。
コンテスト会場です。
空の色がすごい綺麗。なんかちょっとグラデーションになってて、ここに流れ星があります。
星がシュッて降ってくるの、流れ星と言います。
はい、ここがコンテストの会場です。
コモナの街と橋で連結されています。
橋で繋がっています。
満員の会場。市長と魔女たちがいます。
ここは何ですかね?
丸いテーブル、円卓と椅子が並べてあって、なんか食事ができる場所でしょうか?
市長が喋ってますね。
我らが誇る魔法コンテスト、いよいよ開始です。
魔法コンテストがスタートしました。
素晴らしいエンジニアのおかげで、皆さん全員が参加できます。
見に来ている観客の人たちもコンテストに参加できる。
どうやって参加するんでしょうか?
市長が何か手に持ってますね。
緑のボタンと赤いボタンがあります。
そうですそうです、この技術の結晶を見てください。
「結晶」って言ったら、例えば雪の結晶とか塩の結晶とか...などがありますけど、じゃあ、技術の結晶って何でしょう?
技術の結晶と言ったら、素晴らしい技術を集めてできたもの、そういう意味です。
技術の結晶。
他にはよく使う言葉で、努力の結晶という言葉があります。
努力しますよね。
頑張ります。一生懸命努力します。
長い間頑張ってきて、一生懸命一生懸命
努力してきて、そしてその結果何か成功したとか、何かが出来上がった。
そういう時にこれを努力の結晶、長い間頑張ってきた成果のことを、努力の結晶と言います。
たくさんの努力が集まってできたものみたいな感じですね。
ここでは、たくさんのエンジニアたちの技術を集結させて技術を集めて完成しました。
「技術の結晶です。見てください。」と言っています。
スタッフがあなたのところに配布します。
配ります。一人一人これをね、スタッフが配っていきますよ。
緑のボタンでポイントを追加します。
プラスします。
赤いボタンは減点。ポイントが減ってしまいます。
勝者を決めるのはあなたです。
観客一人一人にこれが配られて、みんながボタンを押して、点数を入れることができるんですね。
その観客が入れたポイントで勝者が決まる、1位が決まるそうです。
「審査員は?」疑問が出ました。
そうですね。
審査員がいましたよね。
ペッパーは今回特別に審査員としてこのコンテストに招待されました。
ね、前回の優勝者なので審査員として呼ばれたんでした。
で、ペッパー以外にも他にも何人か審査員がいましたよね。
この人もこの人も審査員です。
「じゃあ審査員は何をするの?」っていう疑問が出ました。
疑問の声が上がりました。
会場のお客さんがこれで審査をするんだったら、じゃあ審査員は?って言われたんですね。
すると市長は、ご心配なく。心配いりません。
それについてもちゃんと準備してあります。
審査員の特別な装置は一押しで100点の追加も減点も可能です。
この装置、審査員に渡されたものは特別なものです。
他の観客に渡した装置とは違う特別な装置です。
これは一押しで100点ポイントをプラスしたり、100点減点したりすることもできるんだそうです。
だから審査員の方が持ち点が多いってことですね。
観客は1点しか入れることができません。
1点しか増やしたり、減らしたりすることができません。
持ち点は1点しかないです。
でも審査員は100点ポイントを加算したり、減点したりすることができるんだそうです。
ペッパー「すごい!」って感心しています。
おまけに、しかも、得点は直接参加者の頭の上に表示されます。
参加者の頭上に、頭の上に表示されます。
得点上位3人の魔女が決勝へと進出します。
参加者は全部で1、2、3、4、5人いましたね。
5人のうち得点が高かった3人、上位3名が決勝に進出することができます。
お忘れなく。忘れないでくださいね。
優勝者には素晴らしい賞金が与えられます。
賞金5万KOです。
パチパチパチパチパチパチ。
もうみんな大拍手ですね。
キャロットもこの審査の装置が気になるみたいです。
ポンってボタンを押してみています。
すごいアイデアじゃない?キャロット。
すごいよね!
新しくて楽しくて民主的で。完璧なシステム。
民主的というのは、偉い人が勝手に決めるんじゃなくて、みんなで決める。
みんなで話し合ってみんなで決める。
それを民主的と言います。
国にも民主主義の国と民主主義じゃない国がありますね。
はい、ペッパーは「完璧なシステム!」って絶賛してます。
クオリティを判断する専門家も必要ないかも。
これがあれば、専門家の人、魔法について詳しい、知識がある専門家の人が見てクオリティが高いか低いかジャッジする必要もないかも。
すごい進歩。素晴らしい時代じゃない?
進歩しているっていうのは、進んでいる、良くなっていっているということですね。
すごい!って、もう絶賛してますね。
皆様、装置は持ちましたか?
これ、かなりの人数の人が見に来てるので、これ配るのも大変ですよね。
はい、でも配り終えたみたいです。
配布し終えたみたいです。
装置は持ちましたか?
はい!
もちろん!
すごい!いいね!
観客の人たちも絶賛しています。
よろしい。ではコンテスト開始です。
では、一番手はカモミールです。
カモミール。ヒッピアの魔女でしたね。
ドォー!シルベストリス!バーン!
カモミールが呪文を唱えると、突然地面から木が生えてきて花が咲きました。
観客の人たちがさっきの機械でボタンを押して審査しています。
カモミールの得点は5861点。
カモミールは高得点です。
でも高得点、得点が高いって言ってるけど、カモミールはなんかちょっと不満そうですね。
この得点に納得いってない感じですね。
満足していない感じですね。
次はシチミです。
ラックスマキシマ!!ピカ!
シチミが呪文を唱えた瞬間ピカッてすごい光って、みんな「何?」「やだ」「目が...」すごい眩しそうです。
ものすごい強い光が出ました。
みんなね、こう目を手で覆ってますね。
ブーブーって。ブーイングです。
ペッパーたちも、もうあまりの眩しさに目が回っています。
でも、シチミはペッパーの仲良しの友達ですから、「キャロット、一応得点入れてあげて。友達だもの。」友達だもん。一応入れといてあげて。
シチミのスコアはマイナス42。マイナスが出てしまいました。
なんてことでしょう。
観客はこの目も眩む魔法が気に入らなかったようです。
それではスピルリナです。
リリアサスクラケニス!!うぅー!
バシャーン!
なんかこの水槽の水が、タコの足みたいに、タコの足みたいな形になって出てきました。
タコの足のように吸盤がありますね。
スピルリナのポイントは、600...じゃない。6225でした。
美しい。力強い。スピルリナがリードです。
今ね、リードしてますね。
カモミールが5861点、シチミがマイナス42点でしたから、今のところスピルリナが1位です。
一歩リードしています。
魚ともハイタッチしてますね。
次はコリアンダーです。
モータスレディタス!グワー!と言って、骸骨が現れました。
骸骨が現れました。
スケルトンはちょっと流行遅れみたいですね。
もうね、古い。
もう今スケルトンは流行ってません。もう人気がありません。
流行遅れです。
スケルトンはちょっと流行遅れみたいですね。
あんまり人気がありません。
2023点でした。
さあ、我らがサフランの番です。
「我らがサフラン」と言っているのは、サフランはコモナの魔女だからですね。
コモナで開催されているコンテストなので、「我らがサフラン」私たちの代表のサフランです、と言って紹介しています。
サフランはなんか火の魔法を使うみたいですよ。
ぐうぅぅぅ。スピルリナに負けるなんて許せないわ。
スピルリナには負けたくない。私の全ての力を見せるときね。
トリュフ、下がって。この猫の名前がトリュフです。
トリュフ、ちょっと下がって。
どいて。
スパイラリスフラマ!あああ!スリップ。
呪文を唱えた瞬間、つるっと滑ってしまいました。
つるっと滑ってこけて、ポンってお尻をついてしまいました。
すると、その炎の魔法が自分にかかってしまったんですね。
サフラン自身に火がついてしまいました。
シュー!シュー!ああ〜!サフランの帽子や服が燃えています。
するとなんと服が燃えて、こんな姿になってしまいました。
下着が見えてしまっています。
なんてこと...恥ずかしい!
恥ずかしそうに顔を赤くしてますね。
すると、パチパチパチパチパチパチパチ。
すごい拍手が聞こえてきて、サフランの頭上の点数を見たら、なんと14849点!
これ、最高得点ですね。
一番の得点です。
パチパチパチパチって拍手が鳴り止みません。
ずっと拍手が続いています。
ペッパーは「あちゃー」って、頭を抱えながらも緑のボタンを押しています。
ペッパーの隣に座ってる男性の審査員を見てください。
口からよだれを垂らして、ボタンをポンポンポンポンポンってたくさん押しています。
このサフランのちょっと下着が見えてしまったちょっとこのセクシーな姿を見て、こんな風にいっぱい押した人たちがきっとたくさんいたんでしょうね。
それでこんな高得点になりました。
点数はどんどんどんどん上がって、18231点になりました。
お願いです。
落ち着いてください。
落ち着いて、落ち着いて。
シチミとコリアンダーは失格になりました。
シチミとコリアンダーは点数が低かったので失格です。
もう決勝に進めません。
上位3位までに入ったカモミールとスピルリナ、そしてサフランが決勝進出です。
ちょっと2人は不満そうですね。
この審査に納得いってない様子です。
不満そうです。
この3人が決勝に残りました。
もう一度戦う準備はできましたか?
準備いいですか?
始まります。
さっきサフランがこれですごい高得点を叩き出したので、みんな決勝では、もう魔法のすごさじゃなくて、
こうね、こんなポーズを取って、かわいさとかセクシーさで勝負をしています。
こうポーズを取ったり、ハートを出したりしてアピールしてます。
可愛さをアピールしてます。
みんなすごい高得点が出てますね。
でも一番得点が高いのはサフランでした。
サフランの優勝です。
ペッパーとキャロットを見てください。
もうね、キャロットも「何これ...」って多分言ってます。
はい、ペッパー何て言ってますか?
このシステムだけど...前言撤回しようと思う。
前言撤回。
これは前に言ったこと、自分が前に言ったことを、撤回しますってことです。
撤回するっていうのはそれをなしにします。
前、ああやって言ってたけど、やっぱりそれはなし。
そういう時に前言撤回と言います。
ペッパーはこの審査のシステムについて前は絶賛してましたよね。
新しくて楽しくて民主的で完璧!
すごい進歩!
専門家も必要ないかもって言ってこのシステムを絶賛してたんですけど、その発言、その言葉を撤回します。
あれはなし。
つまり、やっぱりこのシステム良くない。
こんなことになっちゃうから、良くないということですね。
はい、今日のお話は以上です!
https://www.peppercarrot.com/ja/webcomic/ep22_The-Voting-System.html Creative Commons Attribution 4.0 Internationalライセンス 帰属: アート: David Revoy. シナリオ: David Revoy. ベータリーダー: Craig Maloney, Nicolas Artance, Valvin. 翻訳: [日本語] guruguru. 協力: Hồ Nhựt Châu.