
こんにちは。
第11話「ケイオサー」の魔女たちのお話です。
ケイオサーって、前、お誕生日会のエピソードでも出てきました。
ケイオサーの怪物たちが出てきましたよね。
今日は魔女たちのお話です。
夜です。
月が3つもありますね。
丘に誰か座っています。
4人座っています。
この帽子の形からして、きっと魔女たちです。
向こうにはコモナの街も見えています。
座っていたのは、この4人の魔女たちでした。
この3人は、見た感じ、ペッパーよりも年上ですね。
だいぶ年上の魔女たちです。
先輩魔女でしょうか。
1人の魔女がこう言っています。
ペッパー、お前はケイオサーの恥晒しだ。
ケイオサーは多分、このペッパーたち魔女のグループの名前だと思います。
魔女にもきっといろんなグループというか、派閥みたいなのがあるんでしょうか。
ペッパーたちはケイオサーの魔女なんですね。
恥晒し。
恥は、恥ずかしいことですね。
恥ずかしいこと、みっともないことです。
恥晒しと言うと、恥を晒す、つまりそういう恥ずかしい部分、みっともない部分を他人に晒す、他人に見せるという意味です。
ま、だから簡単に言ったら、ペッパーのせいで、私たちケイオサーみんなが恥ずかしい思いをするみたいなことを言っています。
はい、次はこのおばあちゃん魔女が言います。
カイエンの言う通りじゃ。
カイエンというのは、おそらくこの人の名前でしょうね。
カイエンの言う通りだ。
一人前のケイオサーの魔女と呼ばれるものは、人々の恐怖や敬意を呼ぶものなのだ。
一人前の、立派な独り立ちしたケイオサーの魔女になるためには、人々に恐れられたり怖がられたり、「すごい」って尊敬されたりしないといけない。
そうじゃないと一人前のケイオサーの魔女とは言えない、と言っています。
3人目の魔女が言います。
それなのにあなたは紅茶とカップケーキを出したわ。
私たちの悪魔たちにまで。
はい、誕生パーティーのエピソードで、ペッパーはケイオサーの悪魔たちを呼び出して、紅茶とカップケーキを振る舞っていましたね。
この魔女は、そんなんじゃダメって言ってます。
そんなんじゃ、悪魔に紅茶やカップケーキを振る舞ったりしているようじゃ、
みんなから恐れられたり尊敬されたりするような一人前のケイオサーの魔女にはなれないよと言っています。
でも教母様...。
教母様っていうのはあんまり使わない言葉なんですけど、ゴッドマザーのことです。
ペッパー、お前に才能はある。
だがお前は我らの唯一の後継者。
真の意地悪なケイオサーの魔女にお前を育て上げるのは、我らの義務なのだ。
この魔女さん、ペッパーには才能はあるんだと言っています。
魔女としての力はあるって認めています。
ペッパーはケイオサーの唯一の後継者です。たった一人の後継者。
後継者っていうのは後を継ぐ人です。
例えば親が会社を経営しています。親が社長です。
親が辞めた後、子供が会社の後を継ぎます。
親の代わりに会社の社長になります。
これが後を継ぐ。
この場合、子供は会社の後継者です。
ペッパーが唯一の後継者。
だから、この3人の魔女たちが辞めた後、引退した後、ケイオサーの魔女はもうペッパー1人しかいないっていうことですね。
後を継ぐ人はペッパーしかいません。
だから真の、本物の意地悪な魔女に育てなくちゃいけない。
それが私たちの義務なんだ。
ケイオサーの魔女というのは、代々、ずっと昔からきっと意地悪な魔女たちなんでしょうね。
優しくない魔女たちなんでしょうね、きっと。
だから唯一の後継者であるペッパーも、ちゃんと意地悪な魔女に育てなくちゃいけない。
悪魔に紅茶やカップケーキを出してるようじゃダメ。
そんな優しい魔女じゃダメだということですね。
でも...ってペッパーは反論します。
でも意地悪なんかになりたくない。
それって万物に反し...と言いかけたところで、「黙れ!」と言われてしまいました。
ペッパーは意地悪な魔女にはなりたくありません。
万物っていうのは、全てのもの、あらゆるものっていう意味です。
反するは、反対のことをする。
逆っていうことですね。
お前の力を取り上げることもできる。
取り上げる。
取ってしまうこともできる。
魔女の力をなくしてしまうこともできるんだよ。
そうすれば、お前はリスの果てのちっぽけな愚かな捨て子に逆戻りだ。
リスの果ては、ペッパーが住んでいる森の名前ですね。
ちっぽけな、小さな、愚かな、ダメな、バカな、捨て子に戻るんだよ。
捨て子は捨てられた子供。
だからペッパーにはお父さん、お母さんがいない。
ペッパーは捨てられた子供だったっていうことですね。
捨てられていたペッパーをこの魔女たちが育てたということでしょうか。
「ケイオサーの魔女の後継者として意地悪な魔女にならないんだったら、また昔みたいに捨て子に戻ることになるんだよ」って脅していますね。
これからはクミンがお前について監視し、訓練と報告を行うことになるぞ。
ジャーン!
ポンッ!
さっきのこの魔女がコウモリに変身しました。
この魔女の名前はクミンというんですね。
クミンがペッパーについて監視する。
ずっとペッパーのことを見ている。
そして訓練する。
ペッパーに色々教えて練習させる。
そしてそれを報告する。
他の魔女たちにペッパーの様子を伝えることですね。
報告する。
監視役のクミンがペッパーについていっています。
ずっとついて回って監視するんですね。
アクレンの新しい王様は臣下にちょっと優しすぎるの。
王様は人々に恐れられるべきなのに。
アクレンというのはおそらく国の名前です。
新しい王様、新しい国王がいます。
臣下は家来のことですね。
王様と家来です。
王様は家来に対して優しすぎる。
このアクレンという国の新しい国王は、家来に対して優しすぎる。
王様っていうのは人々に恐れられる、怖がられるべきなのに、優しすぎるんだそうです。
ペッパーたちお城に着いたみたいです。
あなたの最初の任務は、王様を見つけて脅迫して、恐れられる王になるように操作することよ。
ちょっと今回のお話は、難しめの言葉がたくさん出てきますね。
任務は仕事です。
脅迫は脅すこと。
例えばこの強盗は、この店員さんを脅しています。
「お金をよこさないと殺すぞ」「お金をくれないと刺すぞ」みたいに、人を怖がらせて脅して何かをさせること。
これが脅迫です。
操作は、操る、動かすことです。
ペッパーの最初の仕事は、王様を脅してもっと人々に恐れられるような、怖がられるような王にすることです。
ケイオサーの真の魔女は権力にも影響を与えられるのよ。
権力は力です。
力を持った人。
例えばですけど、政治家。
政治家は権力がありますね。
あとは大きな会社、大企業も権力を持っています。
王様も権力がありますね。
真の、本物のケイオサーの魔女は、そういった力を持った権力にさえ影響を与えることができる、権力も動かすことができると言っています。
ペッパーが「あ!」という表情をしています。
どうしたんですかね。
王様を見つけました。
王様はベッドで寝ています。
ペッパーは王様を見てこう思っています。
これが王様?
すごく若い。
確かに若そうですね。
同い年くらいなのかも。
自分と同じぐらいの年かもってペッパーは考えています。
ペッパー、顔がちょっと赤くなってますね。
王様はなんかちょっと美少年です。
美しい少年です。
美しい男の子です。
ペッパーは王様に見とれて顔が赤くなっています。
ペッパーが王様に見とれて固まっていると、後ろからクミンが「なんで止まっているの!さあ起こして脅して怖がらせてやりなさい」と言いました。
ペッパーはドキッ、ドキッとしてますね。
ザザザ。
魔法の力でクミンを吹っ飛ばしました。
キャロットはくすくす笑っています。
ペッパー、王様のそばに近寄ります。
近寄ります。
あなたと私、少し似てる。
若くて孤独で。
一人ぼっちで。
運命に囚われている。
運命に囚われる。
自分ではどうにもできない運命に囚われている。
縛られている。
こういうイメージです。
だから、運命から逃げられない。
逃げることができない。
そんなところが自分と似てる気がする...と考えながら、王様のことを見つめています。
キャロットとクミンが驚いた顔をしています。
どうしたんですかね。
ペッパーが王様にキスしようとしています。
その瞬間、突然王様が消えました。
モクモク煙が出ています。
キラキラ光が出ています。
最初の試験、最初のテストは大失敗じゃ。
これからたくさん訓練が必要じゃな、ペッパー。
王様は実は、このおばあちゃん魔女だったんですね。
魔女が美しい王様の姿に化けていたというお話でした。
ペッパーはショックで泣いています。
きっと次回以降のお話でペッパーは色んな訓練をするんでしょうね。
ケイオサーの真の魔女になるための、一人前の魔女になるためのいろいろな訓練がペッパーを待っています。
今日はここまでです。
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