
こんにちは。
今日はペッパーとキャロットの第17話です。もう17話ですね。
このシリーズ全部で38話あるので、もう少しで半分です。
はい。
今日のタイトルは再出発。
再出発。
新たに出発するということですね。
もう一度新たにスタートする。
はい、じゃあ読んでいきましょう。
はい、ここはペッパーの家ですね。
ペッパーの家の玄関の前には3人の教母たちが立っています。
なんか不安そうな顔をして立ってますね。
そしてペッパーとキャロットは家から出ていっています。
ペッパーはちょっと厳しい表情をしてますね。
そしてキャロットは不安そうな顔でペッパーの足にしがみついています。
ペッパー、リュックに色々荷物を詰め込んで、たくさん詰め込んで、大きなリュックを背負って家から出て行っています。
外は薄暗くて、すごく風が強そうですね。
葉っぱが舞っています。
ペッパーたち、どうしたんでしょうか?
どこに行くんでしょう?
この人の名前は何でしたっけ?
えっと、カイエンとタイムとクミン。
この人はクミンでしたね。
クミンが不安そうな顔をして言います。
でもペッパー、戻っておいで。
でもペッパーは強い口調で言い返します。
いいえ、私は戻らない。
本当の魔法を教えてくれないから。
もう私は出てく。
アーの魔女に会うの。
なるほど。
前回のお話を覚えてますか?
これ、前回のお話のイラストを取ってきたんですけど。
前回のお話では、お友達のサフランに「教母様たちから何も学べてないの。だから話をしたいからついてきて」ってお願いして、教母様たちと話し合いをしました。
そしたらこっちにいるカイエンが、山の賢者のところに連れて行こうと、山の賢者の教えがペッパーには必要だって言って山に行ったんですけど、
結局何か新しい魔法を教えてもらったわけじゃなくて、山の賢者と一緒に温泉に浸かっただけ、というお話でした。
そして、ペッパーは最後に「こんなレッスンおかしい」と言ってました。
その続きです。
なのでペッパーは、教母様たち、私をケイオサーの魔女に育てるって言ったのに、本当の魔法を全然教えてくれないじゃん。
だからもう私はこの家から出ていく。そしてアーの魔女に会いに行くと言っています。
アーの魔女は皆さん覚えてますかね?
ペッパーのお友達にシチミという魔女がいました。
シチミはアーの魔女です。
だからペッパーは、シチミのところに行って私もアーの魔女になると言っているんですね。
クミンは「ペッパー行かないで。戻っておいで」と言って引き留めています。
でもペッパーは、「いや、私は行く」と言って、こんなね、悪天候の中、天気の悪い中、家を出ていきました。
家出しました。
クミンは悲しそうです。
今にも泣きそうな顔をしてます。
カイエンとタイムは厳しい目つきをしてますね。
厳しい顔をしてます。
ペッパー、大荷物を抱えて空を飛んでいます。
これでいいの。
沈む月の土地に出発よ。
キャロットは少し不安そうにしてましたよね。
だからペッパーが「これでいいの。大丈夫だから」とキャロットに言い聞かせています。
沈む月の土地は、そのお友達のシチミが住んでいる場所の名前です。
そこに向かって出発するよ。
アーの魔女になる方法は、シチミが教えてくれることになってる。
教えてくれる「ことになってる」って言ってるので、おそらくもう事前にシチミに連絡をして、
教えてもらいたいから行くね、行ってもいい?って話をして、シチミにオッケーをもらってるんでしょうね。
そういう約束をもう既にしてあります。
だから、教えてくれる「ことになってる」と言っています。
キャロット、地図とコンパスを出して。地図とコンパスですね。
地図とコンパスを出して。行く方向が雲のせいでよく見えないから。
キャロットがリュックの中から地図とコンパスを出します。
でも風で飛ばされてしまいました。
地図とコンパスだけじゃなくて、ペッパーのパンツもリンゴも、なんか器も、飛ばされてしまいました。
うわ!竜巻!これ、竜巻ですね。
ゴォー。竜巻!つかまって!ギュウって。キャロットつかまって!
いや!
雷も鳴っています。
すごい大雨が降ってきました。
嵐です。
ガツッ。ペッパー、落ちて木にぶつかったんでしょうか?
2枚目のこの絵を見てください。
多分、ここからしばらく時間が経ったところだと思います。
たくさん石があって、石にはなんか苔が生えてますね。
苔かな?草かな?
はい、生えています。
どうやらペッパーたちはここに落ちてしまったみたいです。
ペッパーは気を失っています。
キャロットの目が覚めました。
目を覚ました2人は、わぁーって驚いています。
何があったんでしょう?
ペッパーたちの前には、なんか...何でしょう、これは。
鼻の長い象のような、アリクイのような、牙のあるマンモスのような...動物がいました。
頭にはいっぱい角も生えてますね。
じーっとペッパーを見ています。
ここには骨が落ちてます。
ね、これ頭蓋骨ですね。
頭の骨です。頭蓋骨です。
この動物に食べられた人の骨でしょうか?
ペッパーたちも危険ですね。
危ないです。
ペッパーが言います。
とにかく落ち着いて、キャロット。
キャロットはね、もう、あぁーどうしよう助けて!って、焦っているので、「落ち着いて」と言っています。
ペッパーはすごく冷静ですね。
冷静です。落ち着いています。
そしてカイエンのことを思い出したみたいです。
これ見てください。カイエンが咥えていたものと同じようなものをペッパーも手に持っています。
これは、かぎ括弧が付いてるので、カイエンが言ったことなんでしょうね。
「よい闇の睨みは十の役立たずの罵倒に勝る。睨み倒せ。場を支配しろ。」とカイエンに昔言われたことを思い出しました。
よい闇の...闇というのは暗闇、暗いということですね。
闇の睨み...「睨み」は、こう目で怖い顔して睨む。睨みは十個の役立たずの、役に立たない罵倒に勝る。
罵倒。罵倒するっていうのは、言葉で悪いことを言って罵って相手を攻撃すること。
これ罵倒すると言います。勝るは勝つですね。
よい闇の睨みは役に立たない罵倒を十個並べるよりも強い。力がある。
だから相手に何も言わずに、ただ睨み倒せ。
そして睨んで威圧して、その場を支配しろ。
支配するというのは、自分のものにするってことですね。
そんなことを前にカイエンに教えてもらったんですね、ペッパーは。
それを思い出して実践しています。
やってみています。
言われた通りに、カイエンに言われた通りにやってみています。
そしたら、この謎の動物は「わあー!えーん!」と言って泣きながら逃げていきました。
カイエンの教えが役に立ちましたね。
でもペッパーはこう言っています。
本当はこんな睨み方じゃなくて、攻撃する魔法の1つや2つ学びたかったけど。
まぁとにかく。
まぁいいか、この動物もね、いなくなったことだし。
まぁいっか。
うーん、箒も代わりもないから、すごく長旅になりそう。
箒は多分、もうどこかに落としてなくなってしまいました。
箒の代わりになるようなものも何もありません。
だからもう歩くしかないです。
ペッパーたちはもう歩いてシチミのところに行くしかないので、すごく長旅、長い旅になりそうと言っています。
しばらく歩くと、こんな砂漠にやってきました。
砂だらけです。
すごく暑そうですね。
太陽がカンカン照りでとても暑いです。
ペッパーたちはこんな木の棒を杖の代わりにして歩いています。
ぐぅー。キャロットのお腹が鳴りました。
お腹ペコペコです。もうずっと暑い中歩いてきたのでお腹ペコペコです。
キャロット、私もペコペコ。
最後に食事してからもう何日になるんだろう。もう何日もの間食事をしていないみたいです。
ペッパー、髪もボサボサだし、服もボロボロですね。
その時何か植物がペッパーの目に入りました。
そして今度はクミンのことを思い出しました。
食べられる植物が分かれば、飢えによく効く完成品の魔法薬が簡単に手に入るのよ。
これはクミンが教えてくれたことです。
どの植物が食べられて、どの植物が食べられない。
例えば毒があって食べたらお腹を壊すとか。
どれが大丈夫で、どれが食べられないか。
それが分かるようになれば、飢えによく効く完成品の、もうすでに完成した、できあがった魔法薬が簡単に手に入るのよ。
飢えっていうのはもうずっと何も食べていなくて、お腹が空いている状態です。
でもなんかこう、普通に「ああ、お腹空いた。なんかおやつ食べよう。」とか、そういうお腹が空いたじゃなくて、
その程度じゃなくて、もう本当に、あのなんだろう...倒れてしまいそうなぐらいずっと食べ物がない。
それを飢えと言います。
だからまさにね、ペッパーたちは何も、もう何日もの間食べていないと言っているので、今、飢えている状態ですね。
つまり、こう外に生えてる植物の中で、これは食べても大丈夫、これは毒だから食べちゃダメっていうのがわかれば、もうその植物が魔法薬みたいなものだよ。
魔法薬をわざわざ作ってね、それで飢えを凌ぐ必要はない。
魔法薬をわざわざ作らなくても、そこにある植物を食べればいいんだから、そっちの方が簡単だよ。
その教えを思い出しました。
魔法を使わずに、そこに生えてた植物を採って食べて、飢えを凌ぐことができました。
とりあえず、あの、お腹はいっぱいになったんですけど、ペッパーはやっぱりちょっと教母様たちの文句を言っています。
でも本当の魔法薬は?1個も教えてくれなかったじゃない。
夜になりました。
もう真っ暗です。
地図もコンパスもなくしてしまいましたから、もうね、どっちに行ったらいいか分かりませんね。
その時ペッパーは星を見上げてタイムのことを思い出しました。
タイムに言われたことを思い出しました。
ケイオサーの真の魔女たるもの、コンパスも地図も必要ないのじゃ。
星空があれば道は分かる。
ケイオサーの真の、本物の魔女だったら、コンパスや地図なんて必要ない。
そんなものなくても星を見たらどっちに行けばいいかわかる、と言って、きっとタイムは星空の見方を教えてくれたんでしょうね。
それでもペッパーは文句を言っています。
そんなことより、星空を見て、方角、北とか南とか東とか西とか、方角を知る方法なんかよりも、星からの予言の仕方とか知りたかった。
星を見て予言する。
例えば、「あ、あの星が出てるから将来こんなことが起きる」って予言する。
そういうのを教えてもらいたかったのに...と文句を言っています。
でもこのタイムの教えのおかげで、ついにペッパーたちシチミの家に到着しました。
キャロット、元気出して!
キャロットはもうヘトヘトです。
疲れています。
キャロット元気出して!
見て!到着できた。着いたよ。
シチミはこんなテントに住んでるんですね。
ようこそ!って手を広げて待っています。
...というわけなの。これで何があったか分かったでしょ?
ペッパーは、なんでここに来ることになったのか、そしてここに来るまでにどんなことがあったのか、全部シチミに話しました。
それで、ここに来た理由は、何も教えてもらえなかったから?
本当にそうかしら?
ペッパーは教母様たちが何にも教えてくれないから、全然自分が成長できないから、家を出てきた。
もうケイオサーの魔女を辞めてアーの魔女になろうと思ってここに来た、って話したんですけど、
このここに来るまでの過程を聞いて、シチミは「本当に?本当にそれで何も教えてもらえなかったって言える?」とペッパーに尋ねています。
それでペッパーは気付きました。
あ、教母様たちにいろんなことを教えてもらったから、この動物に食べられてしまうこともなかったし、
飢えを凌ぐこともできたし、無事にシチミの家に辿り着くこともできました。
ちゃんと色々教えてもらってたんだってことに、ペッパー気づいたんですね。
それでペッパーどうするんでしょうか?
やっぱり家に帰りました。
家に戻って教母様たちに抱きつきました。
はい、今日のお話はここまでです!
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